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秋の『土用』
皆さんは「土用 」という言葉を聞いたことがありますか?多くの方は、
「夏の土用の丑の日」とか、
「うなぎを食べる日」を思い浮かべるかもしれませんが、
実は「土用」は夏だけではありません。
土用は四季それぞれに存在し、
秋の土用は
10月後半から11月初旬
にあたります。
土用(どよう)とは
これは古代中国思想に由来し、季節の変わり目の約18日間を指します。
季節のエネルギーが入れ替わるこの時期は、体調を崩しやすいと言われています。
太陽と地球との位置関係が変わるので、地面(地球)が出す周波数も変化するようです。
特に、「秋の土用」では
天気も安定しないため、
気圧や気温の上がり下がりが大きくなります。
体内は、
とても忙しくなります。
※カラダは常に【一定を保つ(ホメオスタシス)】ことに全力を尽くすので、環境の変化は大きな身体ストレスとなります。
特に風邪やインフルエンザの発症が増えるのも、この時期からになります。
秋の土用はハートにくる
夏、冬の土用は体力的に消耗しますが、
秋と春の土用は、それにプラスして、
精神面にも強く影響がでます。
冬に向けイベントが多くなるので、嬉しい反面、不安も生まれるのです。
冬に向かうというだけで、ブルーになってしまう人も多いですよね。
頭の大きさに注意
最も人体に影響があるのは、やはり「気圧」になります。
「気圧」が下がると起こる、現象として、
- 水分の不足
- 頭が膨張する
というものがあります。
低気圧と水分
「低気圧がくると調子が悪くなる」
気圧とは文字通り「空気の圧」です。
低気圧では空気による「圧」が少ないので、「身体という袋」が膨張します。
袋が膨らんだ分、中の水分は相対的に少なくなります。(体液が減った状態)
- 頭痛、頭重感。
- 集中力の低下。
- カラダが無意識に緊張している。
- シビレや脱力感などの神経症状が強くなる。
- 免疫力低下。感染しやすい。
- ストレスを感じやすくなる。
- 呼吸がますます浅くなる。
- 目、鼻、耳、味覚など感覚がおかしくなる。
- めまい、揺れ。
など、体液不足はあらゆる不定愁訴の原因となります。
頭蓋骨が膨張して動きが止まってしまうと、
脳の機能、特に自律神経が無茶苦茶になります。内臓機能が悪くなり、消化や心拍、呼吸といった基本性能が脅かされます。
頭が大きいと脳が混乱状態です。
精神安定ホルモンの【セロトニン】の分泌が大幅に減ります。
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これが、さらなる
「ココロの不安定さ」
「ストレスに耐えられない」
「布団に入っても眠れない」
という状態を作ります。
対策は⁈…いつもどおりですね
『水分摂取』と『深い呼吸』ということになります。
「また、それか💢」となりますが、
それだけ基本的なことでもあり、
それでいて目が行き届いてない印象です。
カラダに意識をしっかり向け、キッチリ行いましょう。
『水分』はできれば、体液に近い
「生理食塩水もどき」を作って飲むのが望ましいです。
「お塩」を混ぜます。
(100mlの水に対して約1g)
※お塩は、『天日干し』のもの。これだと塩分過多にはなりません。
普通の食卓塩は絶対NG。
『深い呼吸』は、頭蓋骨の動きを良くします。脳の圧迫が瞬時にとれます。
土用はゆっくりする
昔から
土用の期間は
ジタバタしないが鉄則のようです。
のんびりしましょう。
重要な仕事や、忙しい用事はできるだけ入れない方が結果的に吉とでます。
断捨離なんかが向いてるようです。
自然との同調する生き方とはそういうものですね。
調子悪くなってしまったら、このセリフ、
「土用の期間だから、
しぁないか」
これで、潜在意識が安心しますので、被害が最小限になります。
ご自愛下さい☺️