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ミトコンドリアの量が元氣の量
ミトコンドリア…なんじゃそりゃ?
小学校の理科の授業ででてましたね。教科書の細胞の図なんかにコソっと書いてあります。
▼こんな感じで( ゚Д゚)
ミトコンドリアはあらゆる細胞内にある小さな袋状の器官です。
もともとは単独の生き物(細菌)だったようですが、体内に住むようになりました。
ミトコンドリアは
栄 養 と 酸 素 からエネルギーを作ってくれる、大変ありがたい存在です。
上の図だと、一つの細胞に数個ですが、(略図ですからね)本当は一つの細胞に数百個〜数千個あります。
活発な組織、筋肉や肝臓、腎臓などは特に多くのミトコンドリアがいます。
赤ちゃんの卵、卵子には100,000個という桁外れな数、存在しています。(卵子のミトコンドリア量が不妊と大きな関わりがあります。)
ATP(エーテーピー)といいます。
車があってもガソリンがないと走りませんよね(´Д`)」
通常、いろいろな方法でエネルギーを作りますが、
ミトコンドリア工場が一番大量生産できるのです。
エネルギーがたっぷりなら、
当然元氣ですよね。
逆にエネルギー不足、ガス欠状態だと
疲れます。
しかも、エネルギー生産には
主に脂肪を使ってくれます。
痩せよう、体脂肪を落とそうと思うなら
ミトコンドリアがキーになってきます。
ミトコンドリアの『数』『質』が大切になります。
と、良いことずくめですね。
「私、痩せにくい体質なのよね〜」
(だからしかたないのよ!私のせいじゃないわよ!)
というセリフ…( ゚Д゚)
何度聞いたか…
これはミトコンドリアが少ないということです。
生まれつきみたいに言いますよね。(笑)
実は、食べ過ぎ・運動不足がこの状態を作っています。
元氣のないミトコンドリアは老化のモト
ミトコンドリアの量が少なく、働きが悪く、エネルギーを作れない
となると疲労はもちろん
- 代謝が落ちる→肥満、肌荒れ、抜け毛
(代謝=細胞の生まれ変わり のサイクルが遅くなるので老化します) - 体温も低下→免疫がガクッと下がる
などの課題も出てきます。
実は結構、深刻です。
ミトコンドリアはあらゆる臓器の細胞にいます。
「エネルギーがない」ということは、当然「その部分が弱っていく」ということになります。
弱った状態が続けば、そこから、
【病気】になったり、
いわゆる【老化】していく
ということになります。
エネルギーが作れないと
「治るものも治らない」
のです。あらゆる症状を難治にします。
日本のミトコンドリア研究の第一人者の先生いわく
【ミトコンドリアが足りなくなった状態】
ミトコンドリアが十分に働いていれば、
病気になっても
健康にもどります。』
と断言しています。
慢性疲労症候群⁈ ミトコンがキーワード
ここ最近、巷で、でてきたワード…
慢性疲労症候群(まんせいひろうしょうこうぐん)
症状としては…
- 強いだるさ、倦怠感
- 朝がつらい、起きられない
- 思考力低下、鬱症状
- 睡眠障害
- 頭痛・関節痛 などなど
あらゆる不定愁訴です。
ほんの3年程前にドイツで
明確にはじめて定義されました。
実は「慢性疲労症候群」とは
「ミトコンドリアが壊れてエネルギーが充分に作れない状態」のことを指します。
その前までは「自律神経失調症」として片付けられていたものです。
なので鬱病扱いされたり、眠剤をたっぷり処方されりとトンチンカンな治療をされてしまいます。
酷いと障害扱いになります。
そこまでいかなくても、
今の現代人は、ほとんど
慢性疲労症候群 予備軍 です。
糖質過剰の食生活とストレスが大きな要因になっています。
慢性疲労症候群…休んだところで良くならない
「慢性疲労症候群」に近づくと
「疲労する」と言うより、活力がなくなります。
慢性疲労症候群…「疲労だから休めば治るの?」
というと…治りません。
通常の「疲れ」とは違うのです。
またガソリンに例えると、
【普通の疲れ】…ガソリンが減って疲れる。
→ガソリンが補充されれば回復する。
(ミトコンドリアでエネルギーを作れば回復)
【慢性疲労症候群】…ガソリンが供給されない
(ミトコンドリアでエネルギーを作れないため回復しない。)
病院では原因不明ってなってるので、治療法はありません。
ただ、治療法はないけど、生活習慣で改善が見込めます。
ミトコン減少による老化した細胞も特殊な手技・エネルギー治療で、
ある程度、若返りさせ、増やすこともできます。
糖質依存が止まらなくなる
ミトコンドリアでエネルギーが作れないと、解糖系という非常に非効率なエネルギー生産を繰り返すことになります。
解糖系だけに頼ることになるため、
エネルギーを作っても作っても赤字状態なので
どんどん弱ります。
(※ エネルギーを作るためにエネルギーを消費する。結果的にマイナスエネルギーになる。)
ミトコンドリア不足は、体に蓄えてる脂肪を使えなくなってるので、
常に糖質が欲しくなります。
糖質依存になり、病気、肥満、老化が爆速します。
ミトコンドリアを増やしましょう
まずは『量』を増やしましょう!
ミトコンドリアは、なんらかの不足を感じると、
『増やさなきゃ』と盛んに増殖します。
運動不足などで使わないと
『出番ないから休むか~』と減っていきます。
① 有酸素運動 …
運動刺激はミトコンドリアを増やします。
最初は辛かったジョギングも、三日、四日と続けると、楽に走れるようになってきます。
これはミトコンドリアと毛細血管が増えた証拠です。
私たちのカラダは有酸素運動をすると、「もっとエネルギー作らなきゃ!」と、次の日からブイブイ、ミトコンドリアや毛細血管を作りはじめます。
ウォーキング、ジョギング、自転車など「軽く息のはずむくらいの運動」が効果的です。
逆に運動習慣のない60歳代はミトコンドリアの活性が70歳代の更に半分くらいだったそうです。この差はスゴイですね…。
ちなみに、キツイ運動、ダンベル体操や筋トレでは筋肉量は増えますが
ミトコンドリアはほとんど増えません。
サーキットトレーニングが最も増えると言われていますが、結構キツイです。
通常の有酸素運動で十分でしょう。
② 空腹時間 …
お腹がすいた という刺激もミトコンドリアを増やします。
1食減らすのが効果的。プチ断食の恩恵はものすごいものがあります。
エネルギー不足を察知して
ミトコンドリアの数が増える、
消化器官が休まる、
消化管のクリーニングをしてくれる、
体内の余計な脂肪をどんどん使ってくれるなどなど。
それと最近特に注目されているのが「オートファジー」という仕組みです。
飢餓状態になるとこの「オートファジー」のスイッチが入り、
なんと、古くなったミトコンドリアをリサイクルして、
新品のプリプリの元氣なミトコンドリアに生まれ変わらせます。
これにより文字通り若返りが可能なのです。
※ただファスティング・断食は個人個人の生活スタイルや既往歴などにより、どの時間を抜くか、何を抜くか、どのくらい抜くかが変わります。ご相談下さい。
質を落とすN G行動
上記の通り『量』を増やしつつ、『質』を良くして大量生産しましょう。
ミトコンドリアの質に悪影響があるのは以下になります
① 糖質の摂りすぎ
主食系(白米、麺類、パン類、粉もの)や、甘いもの、果物 などの摂りすぎは、
【糖化・酸化】により細胞にコゲ・サビを作り出してしまいます。機能停止します。
やっぱり不健康の元凶はこれです。糖質を極力減らすことがミトコンドリアを守ることになります。
糖質の摂りすぎからの【 酸化(細胞をサビさせる)】に対しては、現状、「水素水」が最良の対処方法です。無害かつ即時、活性酸素(酸化の原因物質)を消してくれます。
やはり多量の糖質はどう考えても必要ないと思いますね(´Д`)」
② タンパク質不足
ミトコンドリアの材料もやはりタンパク質です。ないと作れませんよね。
理想としては、糖質を減らし、その分、お肉やお魚、卵 などをたっぷり摂ります。
③ ストレス
ここでも出ます。やっぱりストレス。
脳、自律神経の中枢や肝臓・腎臓などの重要臓器、血液を作る骨髄…などなど。
ミトコンドリアも次々に壊します。歳を重ねて身体が弱るのはこのウイルスの増加によるものが、とても大きいのです。日本の医学では見落とされている概念です。
→ 内臓が硬くなる
→ 頭蓋骨が硬くなる
→脳呼吸ができない
→体液循環できない(免疫力の低下)
となりミトコンドリアの減少に繋がります。
免疫細胞を含んだ「体液」を満遍なく循環させることが「ヒトヘルペスウイルス」への対策になります。※というか治療方法は、これしかない。
ストレス解放は自分では難しいところですが、
自分でできるケアとしては、内臓揉み、深い呼吸 で、とにかく脳呼吸を増進させます。
エネルギーがないと何も始まらない
ガン、心臓疾患、糖尿病、などなど、色々な病気があり、それぞれに対応した、色々な薬、治療法がまた数多あり… 一つ良くなれば、また次の病気や不調が出る…現代医療はこの繰り返しに見えます。
ちょっと離れて俯瞰してみると、健康になるためにやることは数個です。
その一つがエネルギーの生産量になります。
何度も言いますが、ガソリンがないと動きません。
いくら投薬、手術をしても、この生の根本を無視しているとジリ貧です。
この認識も含め、ぜひ、生活習慣の改善に精進して下さい。
体脂肪を使ってくれる
→ 痩せ 体質 !
エネルギーをバリバリ作ってくれる → 疲れにくい !