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老化の正体
イヤーな響きですよね。どんな症状も、お医者さんに老化と言われれば何も言い返せないですよね。
ところで…
老化って?
『成熟期以降に起こる身体機能・生理機能の衰退』
- しわ、しみ
- たるんだ体
- 病気になりやすい
- 疲れやすい
- 老眼、耳がとおい
- 白髪、抜け毛
- 歯が抜けていく…
など、あまり良いイメージはないですよね。
身体は心の『乗り物』ですので、消耗・摩耗はあります。
ただ、時間の流れは皆一緒なのに、老化のスピードは人によって千差万別ですよね?
身体という乗り物をどれだけメンテナンスや気遣いしてるか?で大きく差がでます。
『いつまでも若くいたい』誰もが望むことですよね?
老化の正体を知り少しでも若さを保ちましょう!
そもそも…
なんで 細胞が老化 していくのか?
を、ずーっと追いかけていくと…
カラダの『糖化』と『酸化』というキーワードに行き着きます。
一度は耳にしたことあるかと思います?この二つが老化スピードを左右します。
エステなど美容方面ではホットなキーワードです。特にお肌のはり、シワに影響が大きいです。
若さを奪う 二代巨悪!『 糖化 』と『 酸化 』
『糖化』はカラダの コゲ
『酸化』はカラダの サビ
に例えられます。コゲにサビ…まさにそのまんまのことが 体内で起こっています。
どちらも、細胞を劣化させる、あるいは死滅させることになりますので、これらを食い止めることが『若さを保つ』ということになります。『糖化』『酸化』この2つが揃うと相乗効果でさらに老化が倍速になります。
超・大袈裟に言えば、この二つを防げれば人間はずっと若いままです!(細胞分裂の回数、酵素の数は決まってるのでいつか活動停止にはなりますが…)
今回は『糖化』について解説します。
食べ過ぎがカラダをコゲつかせる!
『糖化』とは 血液の中のあまった「糖」と 体内の「タンパク質」が結びついて、 AGEs(エージス) という、悪い物質になることです。これがカラダをコゲつかせます。
一般的に、食べ過ぎで『糖』が余ることで『糖化』が起こっています。
このAGEs(エージス)がとんでもなく迷惑なことをしてくれます。
AGEs(エージス)は
体内の タンパク質 を攻撃します。
●コラーゲンを攻撃! ➡ お肌の弾力を失う→シワ、たるみ 筋肉・靭帯の弾力を失う→動きが緩慢、ケガをしやすい ▼Click! 合わせてお読んでほしい 血管の弾力を失う→動脈硬化 骨がスカスカ→骨粗鬆症、簡単に骨折 歯茎がぶよぶよ(歯茎もコラーゲン!今、CMでもやってますね!)→歯の脱落、歯槽膿漏 ●遺伝子を攻撃! ●脳内のタンパク質を攻撃! ●目の水晶体のタンパク質を攻撃! ●体の機能を調整するホルモン、酵素、抗体、血液の血球なども攻撃!
➡ ガン
➡ 認知症
➡ 白内障
➡ 自律神経の失調、酸化を抑えられない
などなど
もろに、老化現象ですよね。
となりますね。
一生懸命、いろんなエクササイズ、ストレッチ、エステや化粧品、若返りサプリなど…
なにをしようが、AGEs がある限り、老化を止められません。
まずは蛇口を少しでも閉めないといけません。(AGEsを止める!)
AGEs対策!対策は単純
前述したとおり、余った糖質が問題になります。現代人は基本的に食べ過ぎです。
食べた分をエネルギーとして、使い切れば余りませんので、糖化は抑えられます。
❶まずは、「時間で食べる」のを見直す。
日本人は三食、決まった時間に食べるのが当たり前で、それが規則正しく良いことだと思い込んでいます。
そんなに、食欲がなくても、機械的に時間になれば食べています。運動量の少ないかたは明らかに「糖」を取り過ぎてます。寝たきりの方もきっちり三食、食べたりしてます。
二食 あるいは 一食でもいいと思っています。
それと日本人には「手土産文化」があり、人に会うと、すぐにお菓子のやり取りになり、それもまた食べ過ぎとなります。
現代人の健康には、何かを足すより、減らすほうが本質なのです。
くだものの果糖は血糖値を上げませんが、肝臓に負担がかかります。そして『糖化』反応が7倍とのデータもあります。(※今は理論上は10倍〜100倍とも言われています。)食べ過ぎ注意です!最近のフルーツは品種改良により糖度がやたら高くなっています。数十年前の果物とは「違った食べ物」という認識が必要です。
【カロリーゼロ】や【血糖値を上げない】などと謳っていますが、これらも「果糖」です。グビグビいくので糖化をメチャメチャすすめます。
❷早食いをやめる。
早く食べると、血糖値は急上昇します。急に上がった分が余るので、脂肪の蓄積はもちろん、AGEsの生産も増加します。
❸食後の軽い運動
これはすぐにでも日常化してもらいたいことです。
言わずもがな、「糖」を消費してくれるのが運動です。特に食後30〜60分後に行う運動は大変効果的です。30〜60分後は食べた物(糖)がちょうど血液にたっぷり漂っている状態です。これを運動で使ってしまいましょう。『糖化』、『脂肪の蓄積』を最小限に防げます。食べた分をチャラにできる、可能性もあります♫❗️ただ、このタイミングは眠くなるタイミングでもありますので、意志力が必要です。
私たちは普通にAGEsを食べている(´Д`)」
実は食品の、「こんがり焼き色」は全てAGEsです。
これらを食べることでもAGEs が 体内に溜まってしまいます。
ホットケーキ、パン、クッキーなどの茶色部分、唐揚げ、トンカツ、フライドポテトなどの揚げ物の茶色のサックリ部分など、美味しそうなところは全て AGEsです。これらを口にすることも『老化を早める』ことになります( ゚Д゚)
「そこが一番美味しいのに!」悲鳴が上がりそうです(´Д`)」これらを食べないようにするのは、辛すぎますね(汗)私もクッキー系はやめられません。
大抵の加熱料理には含まれてますので、あまり気にしすぎるとお料理というものの全否定になってしまいます。
なので、外からの摂取は避けるのも難しいということもあり、ある程度控えめに…と心に留めて上記❶~❸に気を付けて、体内産生を抑える方に力を入れるべきでしょう。
▼調理方法でもAGEsを最小限に抑えられます
糖化を防ぐと全てが好転する
↑これは大袈裟ではありません。あらゆる病気・動きの不具合の発端だと思います。『老化』は平等ではありません。知識で周りに差をつける(笑)ことができますので、ぜひ日々実践してください。
今後、もう一つの老化のネック『酸化』についても解説しますね〜。