楽な運動のヒント。あなたの体は、あなたの「イメージ」で動いている

体の動きはイメージが先

人間の体は、主に酸素・炭素・水素・窒素・ミネラルでできています。

【 肉 体 】だけでみれば、ただの物質です。
そこらへんの家具や電化製品と一緒で【モノ】です。

なんで、
これが動くんでしょうか?

洗濯機なら、洗濯機という【モノ】に電気を通すことで動きます。

【 肉 体 】はどうですか?

【 肉 体 】も洗濯機と一緒で、電気が通ることで動きます。
でも、【 肉 体 】にはコンセントありませんよね?

【 肉 体 】は自家発電しているのです。

体液が動く時、筋骨格などがたわむ時などに、ピエゾ効果で発電してます。
それが脳や神経、筋肉を動かします。

筋膜?もっとすごい身体の新常識『ファシア』

じゃあ、
その自家発電の
「最初のスイッチ」は
なんでしょうか?

それは「意識」です。

東洋医学では「氣」という概念がありますね。
「氣」に「動いてね」の『意識』が乗ることで起動スイッチが入ります。

つまり、「目の前のコップを取ろう」と『意識』しないと、肉体は動きません。

「そんなの当たり前じゃん(´Д`)」」ですが、
ここまで考えることはないですよね。
『意識』だけど「無意識下」で制御されているからです。

「肉体を動かす」というのは、
必ず『意識』が先に動くのです。

この時、最大のパフォーマンス、滑らかな動きとなっています。
これが、その人の「最適な動き」となります。

ただ、日常のよく使う動作(歩く、立つ、手を使うなど)の基本動作を、いちいち『意識』しながらやるのは大変です。

なので、この「最適な動き」の手順を
フル・オート
(つまり無意識)でやってくれます。

歳取るに従い、または運動習慣が減ることで、
このフルオート機能の質が落ちてきます。

体が思い通りに動かない、疲れやすいなどは、
老化だから、
病気だから
だけではなく、この肉体が
「最適な動き」を忘れてしまっているからです。

その慢性痛、脳が“体を見失っている”せいかもしれません

脳にある「最適に動き」のデータが
古くなってるか、欠損してるような感じです。

このデータを常に
最新にする必要があります。

一流アスリートは皆、寝ても覚めても「動きのイメージ」を常に連想しています。ある一定のところから肉体差の上限は頭打ちになります。そこで明暗を分けるものが「動きのイメージング」です。
中山きんにくんが「筋肉に話しかけながらトレーニングすると良く育つ」も同じ理屈ですね。

身体感覚・身体意識の刷新に重要かつ簡単なワークをいくつかご紹介します。

【初級編】動きの「支点」を再インストール

手や足を
のびのびと、
そして少ないコストでラクに動かす。

怪我のリスクを抑える。

そのためには、
できるだけ多くの筋肉・関節を
連動させる必要があります。

連動させるには、
動きの支点・起点となる部分を
『意識』することで、連動を回復できます。

逆に1箇所の筋肉や関節に負担が集中すれば、損傷リスクが跳ね上がり、特定の筋肉だけが疲労する、といったことが起こります。とても非効率です。

世にある、膝痛、股関節痛、五十肩などはその典型で、「負荷の分散ができなかった」成れの果てです。

転倒予防トレーニング 筋力よりも大事なモノ

エクササイズは
必ずビフォー・アフターをとって下さい。

やる前、やった後で、
可動域、動きやすさ、などの違いをチェック
して下さい。
「変わったなぁ」と認識すると、
脳のデータの書き換えがスムーズに行われます。
※ 変わらない場合も当然あります。陽性じゃなかったか、別の問題があるのかもしれません。一つの要因としてお試しを。

今日の調子は?自分で可動域チェック

腕

腕を動かす時、普通多くの人は「肩」支点となってしまっています。

腕の支点は
鎖骨の端
です。

ここから動かす意識をします。
「ここから腕が生えている」感じです。

まず、ビフォーで、

・腕がどこまで上がるか
・前にどのくらい伸びるか

をチェック。

『意識』のもってきかたは簡単で、
この
▶︎鎖骨端を手の平で触りながら
 腕を動かします。

回したり前後に振ったり…
鎖骨端がクリクリ動くのを感じて下さい。数秒やったらオッケーです。

そうして可動域チェックをしてみて下さい。
陽性の方は上がりやすく、ラクに動かせるようになってると思います。

これをやると手が伸びます。手を長く使えます。クライミングや投球動作、卓球やテニスなど「拾う球技」のパフォーマンスが上がります。

肩が上がらないのは「年齢のせい」ではありません

足

足の支点は「みぞおち」です。

足は
「みぞおち」から
生えています。

足の主導筋は「大腰筋」です。パワーと持久力に優れたインナーマッスルです。
「大腰筋」は「横隔膜」と強く連結し連動します。
だから「みぞおち」というわけですね。

ビフォーで、
・ちょっと歩いてみる。

次に、
▶︎「みぞおち」を
手のひらで
触れたまま歩きます。

手を置いた「みぞおち」から足が生えていて、
「みぞおち」から足を振り出してる『意識』
で。

これはご高齢の方々に非常に好評で、歩くスピードが早くなった、つまづかなくなったなどの変化がわかりやすいです。
「意識するだけ」なので取り組みやすいです。特にトレーニングいりませんからね(´ω`)



必須知識『骨盤を閉じる』

【上級編】マリオネット・ワーク

さあ、さらに意識で動かすワーク。

マリオネット(あやつり人形)ワーク

ちょいムズですが、わかると
最大 脱力状態で無駄なく省エネで動くことができます。
応用は無限ですが、初歩から。

意識が先
▼
肉体がついてくる

を憶えるために行います。

手を操る

まずは手で練習します。

イメージングですよ。

左手首に「架空の紐」がついていて
右手で「紐」を引っ張り、
左手を操ります。

右手を上に上げると、それに釣られて左手も上がる。

この感覚をマスターします。

右手から動く。
釣られてる左手は
完全にちからを抜く。
パントマイムみたいに。

簡単ですよね?
脱力しながらも意識で動かす練習です。

できましたか?
できてるつもりで大丈夫です。

首を操る

首の回旋(横を向く)の動きで。

まずビフォー。

・顔、右を向きます。
 可動域、動きやすさをチェック。

今度は、

鼻の頭から、紐が出ているイメージで、
その紐のもう一方の端を
また右手でつまみ持ちます。

で、同様に右手で持ってる紐を
ゆっくり右に引っ張ります。

それに、
▶︎鼻が釣られるように
 右を向いていきます。
引っ張る右手が先に動く意識で。

さっきより、結構、回るはずです。

首は無意識に守るため、動きが固くなりやすい部位です。
意識を先に動かすとリミッターが外れ、結構動きます。
目線で右手を追っかけていくのもアリです。

数回やって終わります。
定期的にやって動きを上書きしていきます。

歩行を操る

これは、
慣れると疲れず無限に歩けます。

私は登山で多用してます。
こんな痩せてますがコースタイムの倍のスピードで登れます。

今度は

胸から紐が出ていて、
それを右手で引っ張ります。

これだけですね。

マスターすると非常に楽に歩けます。

肉体の細かな情報がいい具合に遮断され、動く「先」に意識を当てることで
「前に進む」ための最適な動きを、
体と脳が勝手にしてくれる
ようになります。

というわけで

こんな感じで意識を先に動かすイメージワークです。
これらは、慣れたら右手は使いません。

「架空の手」が引っ張ってくれる「意識・イメージ」でいけます。
慣れないうちはパントマイムして練習しましょう。

体は自分の意識次第

体は、本当に自分の意識次第です。子供は意識が先に動いていますので、何不自由なく動けますよね。大人になると往々にして体にネガティブなイメージを自分で刷り込んでしまいます。

歳だから動かないと思えば
動かなくなるし、

動かしたら痛くなるかもと思えば
痛くなります。

自分でリミッターをガッツリかけてます。
意識が先なのです。
年齢や状態のせいだけではありません。

もっと自分の体を信用して下さい。

そして、自分の体を
いじめたり、
けなしたりしないで下さい。

「この痛みさえなければ」
「こんな膝、とりかえたいわ」
など、蔑まないで下さい。
そうしたのは、
 他でもないあなたです。

自分の体への、いじめたり、けなしたり が
体に そのまま でてるだけです。

自分の体ではありますが、借り物です。
あまり会わない親戚の息子さんくらいの、気を遣った対応をしてあげて下さい。

体は必ず応えてくれます。ゆめゆめ忘れませぬ様に。

※コチラのブログの学説・メカニズムは、まだエビデンスが完璧に証明されていないもの、私見も含んでいます。あくまで参考までにして下さい。簡潔に説明するため厳密ではない表現・ニュアンスも含んでいますので、ご了承下さい。自己責任で行って下さい。

遠隔調整 ¥4300

遠隔調整 ver2『栄養インポート』 ¥5900