血圧… 下げ過ぎてませんか?〜お薬のリスク

※私的意見を含んでいます。ご参考までにして下さい。賛否は読まれる方の判断にお任せします。

『血圧』のおかげで体の隅々まで血が行き渡る

私は、施術の際、必ずクライアントさんの足先をチェックします。

その方の、栄養状態や、血流の良し悪し免疫力内臓の状態 などの、手がかりが たくさんあります。

最近、特に気になるのが、

ご高齢の方の足 の 裏 

身体は太ってるのに、膨らみを失い、痩せ細ってしまった、足の裏…

こういった状態の方は、同時に足の感覚の異常、シビレ感などを訴えます

これらは、末端まで血液が流れて行っていない状態を表しています。

これは、血圧が足りないのです。

必要な血圧【 血 を押し流す チカラ 】がない
⬇︎
足の血液不足 = 栄養不足
⬇︎
筋肉 と 毛細血管 が消えていく…(´Д`)」
⬇︎
シビレ感・感覚の異常・冷え

【高血圧は悪者】となっていますが…

実は 年齢相応な 血圧 も必要 なのです。

病院で【高血圧患者 製造中】!

今や健康診断に行けば、ほとんどの方が高血圧、または高血圧予備軍、に認定されてますよね。

これは、

「不健康な高血圧の人が増えてきた」

わけではありません。

犯人は『血圧の基準値』なのです。

2000年を境に、血圧のガイドライン(『ここからが高血圧ですよ』のライン。基準数値)がどんどん厳しくなり、

ちょっと前は血圧は、

年齢プラス90が基準値70歳なら血圧160

だったものが、年々、基準値が下がり続け、今や、

血圧140

で高血圧 扱いに。

全年齢に適用しているので、ご高齢の方はまず間違いなく、高血圧症にされてしまいます。すぐにお薬を出されます

つまり、ちょっと前まで血圧160台の人でも「正常」であるとされていたののに、今や血圧140でも「異常値」とされてしまうまでになったのです。

この基準値は[日本高血圧学会]という所の方たちが何を根拠にか知りませんが勝手に決めています。(日本高血圧学会は「高血圧治療ガイドライン」を作り、実質的に日本の高血圧の基準値を決めています。大学の医療研究者が委員を務める組織です)

 

その結果、2000年以降

『あなたは高血圧症ですね〜』

診断される患者が 爆 増

たった血圧140見事「高血圧症」の病名をつけられ、お薬 生活となります。

高血圧の新薬、その開発費を稼ぐかのように、ガイドラインを下げて、お薬のばら撒き状態となっています。

病院では「高血圧の薬は飲み始めたらやめられない」と平気で説明してきます。そうとは限りませんよね。高血圧の原因によります。

高血圧症と診断される患者が激増したおかげで、降圧剤の年間売上高

2000億円

から

1,000,000,000,0001兆円)以上

に急増。今や降圧剤は巨大産業です。そりゃお医者さんも、処方をやめられないですよね(´Д`)

高血圧者の急増には、こういった背景があります。

「高血圧が怖い」は50年前の常識

昨今のご高齢の方は、お医者さんが胸を張って言ってくる、「血圧が高いと危険」という大義名分のもと、バンバン、降圧剤(血圧を無理矢理 下げるお薬)を飲まされています。

血圧が高い = 脳出血 のイメージがいまだに残っています
確かにそのリスクはあります。ですが、はっきり言ってこれは50年前の話です。

戦後の栄養不足下で(食糧難から脂質、コレステロールが足りてなかったため)血管が、もろかったため、血圧が高くなりすぎた時、血管が破れてしまう脳溢血のういっけつ (脳出血)】が多かったのです。

現代人は違います。栄養たっぷり状態ですので、相当な血圧でない限り、破れるような血管ではありません。多くのデータが出ています。

現代は、逆に【脳梗塞】が増えています。脳梗塞とは、血管の中にできた血栓けっせん (活性酸素による脂の塊)によって脳の血管が詰まる病気です。

お薬で血圧が抑えられているため、
『圧力で血栓を押し流す』
という、身体のありがたい機能を殺しているのです。

「血圧を薬で下げている人は、
薬を使わない人より脳梗塞が
2
になる」

というデータもあります。

心ある勉強熱心な、一部のお医者さんの間では、
降圧剤の服用者 に 脳梗塞 患者が 異常に多いことに気付いて処方を抑えている方もいます。

ご高齢の方々ほど、ある程度の血圧を維持して、カラダの隅々まで血液を染み渡らせる必要があります。

健康的な長寿とはこういうことです。

その辺を踏まえると血圧数値はやはり、

『上は年齢プラス90が目安』※大幅に超えた状態がずっと続く場合は注意。が妥当なところかなと思います。
各種の疫学調査(※集団を対象として、影響する因子を統計学的に研究する学問のこと。)の結果、
『血圧180まで大丈夫!』
と断言するお医者さんもいらっしゃいます。

血圧を必要以上に抑えた結果は⁈

ガイドラインに真面目な病院では、
血圧の高さが問題ではない人にまで、降圧剤を処方することになってしまいました。

血圧が必要なのに、お薬によって、過剰に無理矢理、血圧を抑えてしまう

その結果は恐ろしいものがあります

上記の「【脳梗塞】のリスクが上がる」も、そうですが、もっと近々の問題として…

末端の毛細血管が無くなっていく

という問題です。

毛細血管が消えていってしまう理由には、前にお伝えした老化の最大原因『糖化』『酸化』。『糖化』のAGE、そして『酸化』の活性酸素 が血管をバンバン壊していく(要は食べ過ぎ)

老化のホントの原因 老化=糖化=酸化

これはもちろんですが

病院の高血圧のお薬も、大きな要因になっているようです。

毛細血管が身体を作る

心臓から出た血液は太い血管細い血管と、枝分かれしながら、最終的にはさらに細い【毛細血管】まで行き、また戻ってきます。

末端の【毛細血管】が、荷物(栄養・酸素など)の最終的な窓口で、【毛細血管】が細胞と直接、栄養・酸素のやり取りをしています。

つまり、【毛細血管】がしっかり存在していないと、栄養・酸素などが、細胞に行き渡らないことになります。

毛細血管

超極細な網状に連なった血管。👆…う、美しい(´Д`)」✨
毛細血管は普通の太い血管と違って血管の壁に隙間が空いていて、その隙間から各細胞に栄養を届ける大変重要な役割を担っています。

毛細血管は使用頻度によって
結構、簡単に増減し、
血流が減れば、
『この通路は使われないな』
と判断し、消失します

逆に血流が増えれば、
『もっと通路が必要だな』
と判断し、増殖します

このように、毛細血管に入って来る血液の流れが悪いと、その毛細血管は【廃止路線】となり、無くなってしまいますゴースト血管といいます。

つまり、【毛細血管】を増やすには、どんどん血液を送り込む必要があります。
やはり、運動ということになります。運動で血圧(血流)を上げて、開通・増殖させます。有酸素運動をすると2〜3日でグッと増えます。

ご高齢の方に、

「運動しないとダメですよ」
運動は血圧を上げる行為
といいながら、
血圧を下げる薬を飲ませる…

この矛盾を皆さんどう思いますか(´Д`)」

その【廃止路線】上にある細胞は、栄養・酸素のやり取りができなくなります血液のバイパスがないため、足先が栄養不足となり、

  • 肉は痩せ…
  • 指が細くなるので爪は丸まり…
  • 関節も変形し…
  • 血流不足=免疫力低下なので
    水虫など菌の繁殖…

などが起こります。

通常、足の裏なんかは、丸みのある膨らみ・へこみがあるのが普通です。ぷくぷくしているのが当たり前です。

ですが、ゴースト血管となり栄養不足から足の裏のお肉(クッション)がなくなってしまうと、神経 剥き出しで 歩いてる状態…。それはそれは、シビレ感をともない辛いと思います。

この理由で、
腰はなんともないのに、足裏の神経痛がでてる方って多いです。※病院に行くと狭窄症の診断をされてしまいます。

血圧が低い

血液を送り出すチカラが低い

となるので、心臓から出た血液が末端の足先まで届いていない、という状態です。

血液を送り出すチカラを薬で抑えられてしまうので、足先など末端まで、血液が流れていけない血液が来ないから、毛細血管は【廃止路線】となり消失足先の血流不足がさらに悪化という悪循環にはまります。

薬による、血圧の低下

血液が末端まで流れ届かない

毛細血管の消失

足の細胞の栄養不足

足の筋肉の衰え
シビレ感
冷え
感覚異常 など

 

となり、筋肉の成長を奪い、歩行困難、足の感覚異常をさらに進めています。

「いつも、足の裏の感覚がない

「砂利を踏んで歩いている感じ

「足をつくのが辛いから歩きたくなくなる

こんな悲痛な訴えを繰り返すご高齢のクライアントさんをたくさん見てきました。

腰やヘルニア、狭窄症の問題ではなく、
実は血圧低下による、毛細血管の消失が原因というのが多々見受けられます。

これが、処方された降圧剤に要因があったとしたら

「降圧剤は人をダルマにする」といわれる所以です。

活動・生活の質をガクンと落としてしまいます。
ご高齢の方の活動量の低下は致命的です。
健康寿命を奪っているようにしかみえませんよね?

とはいえ、どうする⁈『減薬』できるか?

薬は少しでも減らしたいところですよね。

私的には、本当のところ、前述の年齢プラス90が正解だと思います。活力がある生活を送るためにも。

ただ、病院・お医者さんとの関係性で、簡単にはいかない場合が多いと思います。脳出血のリスクもゼロとは言えません。責任とれません(´Д`)」

ですが、漫然と飲み続けるのではなく、こういったリスクを知った上で、ちょっとでも減薬できるか?面倒がらず、怖がらずに、お医者さんと相談してみる

意外とアッサリ『じゃ、ちょっと減らしてみる?』って言ってくれるケースも多いです。マズそうなら、再度、お薬戻せばいいですしね。

そうしながら、食事、運動療法も同時に努力しましょう
『自分で治るんだ』と頑張ってる姿をみせると、お医者も親身になってくれます。
(逆に『早く治してよ』という態度だと、ベルトコンベア式の扱い しかしてくれません

やまとでは
トータルケアコースでは、お薬の効果を筋反射の反応でカラダに聴きけます。【 有効・無効・害 】でチェックします。参考になさって下さい。※断薬をすすめるものではありません。決めるのは自分です。

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