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『呼吸』 皆さん、意外と疎かにしています。
自分の呼吸…いろいろなシュチュエーションで、ちょっと気にしてみていただきたいのですが、結構、止まっていたり、もの凄く浅くなっていたりしませんか?
となり、これらが要因となり、さらに呼吸が浅くなるという、悪循環サイクルに入ってしまいます。原因と結果が一緒なのです。
ABブレス ~ 内臓腹式呼吸 をしよう!
『ABブレス』は
【 ABdominal intestines Breath 】
内臓の上下運動を意識した呼吸法です。基本的に腹式呼吸ですので、吐く時にお腹が凹みます。呼吸法のコツをお伝えしますね。
この呼吸のメリット
メリット① 自動的に内臓マッサージになる。
内臓は吸うと下に、吐くと上に 上下します。しっかり呼吸できると10cm~ くらい上下してます。
▼真ん中にあるのが心臓で下のカタマリが胃・肝臓・腸などの消化器です。心臓はこんな感じで引っ張られているんです。
上下運動によって、
内臓内の血液を絞る
⇄
新鮮な血液を吸い込む
乳搾りのようなイメージです。(ミルキングアクションといいます)胃や腸は蠕動運動をするので、勝手にうごきますが、肝臓、腎臓は心拍と呼吸でしか動けません。この辺が弱っている人は特に重要。
メリット② カラダの軸が安定する。
呼吸でマストに使う横隔膜と骨盤底筋は身体の体幹・コアを安定させる役割があります。ここをしっかり意識できるようになります。結果的に、腰痛や肩こりが減ります。
横隔膜…膜となってますが、強力な筋肉。胸部と腹部を分けています。呼吸で動くメインの筋肉、縮むことで肋骨を動かして肺を膨らませます。 骨盤底筋…体幹を下から蓋をしてくれている筋肉群。意識してないとすぐにタルみ、骨盤の安定を失います。便秘や尿漏れなどにも関わる重要な筋肉。
メリット③ 酸素取り込みが増えエネルギッシュになる
酸素から多くの活動エネルギーを作りますので元氣になります。二酸化炭素もしっかり出せます。
※ダイエット中の方…「脂肪燃焼!」っていいますよね。脂肪を燃焼させるとどうなるか知ってますか?燃えて消えて無くなるわけではないです。
脂肪燃焼すると、脂肪は…
エネルギーと水と二酸化炭素になって排出されます。ダイエットの上でも、呼吸でしっかり二酸化炭素を出してあげましょう。吐けば吐くほど身体が軽くなるのをイメージをしましょう。こんな感じで体重は水分の重さと吐息の重さを出すことで減って行くのです。メッチャ地道ですよね( ゚Д゚)
メリット⑤ 落ち着く。
吐いている時、自律神経はリラックス側によります。オデコに手の平を当てて『脳みそ』の前の部分を意識しながら呼吸すると、前向きな思考が働くので簡易的なストレスの解放がついでにできます。
メリット⑥ 「氣」が満ちて、文字通り『元氣』になる。
例によって東洋医学的には、食べ物から栄養をいただくように、空気からも栄養をもらえます。(マジです!( ゚Д゚)これもある意味、量子力学です)
吸う時に『氣』をカラダに取り入れ、吐く時に吸った『氣』をカラダの中でグルグル循環させるイメージで。
ちょっとした霊障も呼吸一発でとれたりします!私のクライアントさんたちも自分で普通にやってます。急性痛は霊障が多いので便利です。
この呼吸のコツ
コツ❶ 吸う時にカラダを反らさない
なんなら少し背中を丸めた状態で吸います。背中を膨らませるイメージで。反らせて吸うと、背中や首肩に必要以上のチカラが入ってしまいます。
▼『脱力の達人』剣豪 宮本武蔵の立ち姿…✨背中はしなやかに丸く、両肩がダラリ…▼ 肩こり なんか、しそうもないですよね。ラジオ体操のように反らせて吸うと、自律神経の緊張側が優位になってしまいます。目覚めの効果はありますが、リラックスはできません。
コツ❷ 吸う時は鼻から!
吸う時は鼻から吐く時は口から がやりやすいです。
鼻から吸うと
●加湿 ●加温 ●空気清浄
というオマケがついてきます。とりこむ空気をカラダに負担のない、湿度・温度にし、不純物(ウイルスや菌など含む)を取り除くのが鼻の役割です。
高性能空気清浄機ですね。
使わない手はないです。
それと吸ったつもりの空気が口腔内に意外と残ります。入ってくる空気の量は少なくなります。
吸う時、舌をしっかりポジションすると尚更、鼻呼吸がしやすくなります。
実 践!
では、やってみましょう!知ってる人もいると思いますが、要所要所のポイントを疎かにしないことで、質が全然変わります。紙を見ながらの方がやりやすいかなと思いますので、スタッフに申し付け下さい(´ω`)
- 空気を軽く吸う。
・どこにもチカラを入れない。
・鼻から吸います。無理に吸おうとしない。まずは入ってくる分だけで十分。この時、胸(肺)もお腹も膨らみます。横隔膜、内臓、骨盤底筋は下がります。 - お尻の穴を締める(骨盤底筋を締める)
お小水を止めるイメージで。 - そのまま、口をすぼめて吐き始める。
できるだけ「少しづつ」「ゆっくり」「長く」吐く。目標30秒〜60秒。この時、肺はしぼみ、お腹は凹み横隔膜、内臓、骨盤底筋は上がります。※お尻をしっかり締めないと、チカラが下に逃げるので、内臓がしっかり上がりにくいです。
▼院内で、紙媒体でもお配りしています。お気軽にお申し付けください(´w`)
常に意識する
慣れると普段から無意識にやれるようになります。すると、呼吸中も下腹部(オヘソから下の部分)は常にピンと心地よい張りがあり、自前のコルセットとなります。これが、身体の軸が安定している状態といえます。腰の動きはもちろん、土台が安定するので、肩や首、手先の動きまで安定します。
呼吸はしないわけにはいかないものですから、
どうせやるなら、割のいいやり方をしましょう。
うちでも呼吸はうるさく言ってますが、本当に人間は呼吸でかわります。
健康づくりの基本のキになります。適切にすればいいことだらけです。個人的には霊障がとれるのがデカいですね。
ぜひ、意識して実行してくださいね(´w`)
不定愁訴(原因がハッキリしない不調)がでやすい。頭が重い・イライラ・疲れがとれない・エネルギーを作れない・元気がでない・深く眠れない・なんとなくカラダが怠い など
カラダの健康を【一定に保つ】働きのことですね。
呼吸や心臓の動きや体温の調整、食べ物の消化など、意識してはやっていないですよね?自律神経が24時間休みなくオートでやってくれています。だから生きていられるのです。
司令塔は『脳』にあり、あらゆる命令をカラダに出します。コンビニ店員さんのように多彩な仕事をこなしています。
ですが・・・深夜のコンビニにやってくる迷惑な酔っ払い客のように…
この仕事を邪魔するもの…それは自分です。
遅い時間に食事してみたり、食べ過ぎたり、タバコやお酒を飲んだり、ストレスを見て見ぬふりをしたり・・・これら生活の悪習慣は、「カラダの均衡を崩すもの」です。均衡をとるため慌てて、必死で、働きます。やがて疲弊して、うまく動けなくなったり、働くのをやめたりします。これが自律神経の失調です。
動きの悪さから、頭蓋骨のゆがみへ発展します。頭蓋骨がカタい場合も不定愁訴の原因となります。病院では
この概念がないので
よく見落とされています。
※事故や転倒などがきっかけで、何年も続くシビレや指のチカラが入らないなどの原因が『頭蓋骨の微細なズレだった。』という例もあります。
数秒で治ったりします。頭蓋骨の歪みは全身に影響を与えます。