「睡眠誤認」…母 : イビキかいてたのに驚愕の「一睡もできなかった」発言

オカンあるある

母親と旅行に行きました。毎年恒例。

行くことになると、
(母)「もう自信ないわ」
   「腰痛いから全然歩けないからね!」
とか言いながら、
景勝地では、外人たちを掻き分けて、スタスタと、はしゃいで闊歩する…
そんな姿をみていると

非常に いとおしい

のですが、
やはり三日三晩パーソナルスペース内で過ごしていると、いろいろ目につきます。
前回同様、また分析をお伝えしていこうと思います。
ご高齢の母親あるある
・昭和初期生まれあるある
でもありますので、同意・共感できる方々もおられるかなと思います。

オカンあるある。 感情ブレブレ…「母親との旅行記」①

オカンあるある。 「母親との旅行記」②「せっかち」を考える【脳 編】

オカンあるある。 「母親との旅行記」②-2「せっかち」を考える【観念 編】

以下が今回、引っかかったフェーズです。

  1. ビュッフェで「アタシの時だけタラコがなかった」と言い張る問題
  2. テレビのニュースをひたすら流し見してる問題
  3. 続・ガッツリ寝てたのに「一睡も寝れなかったわ」発言問題

今回は、高齢の方が問題視する
「睡眠」のネタ、

【 ❸ガッツリ寝てたのに「一睡も寝れなかったわ」発言問題 】
を考察します。※他問題はそのうち(‘w’)

「寝れなかった」は幻想⁈【睡眠誤認】

前回も非常に驚いたのですが、母を観察していると、22時頃にウトウトし始め、速攻でガーガー、イビキかいて寝てしまい、朝4時頃に見てもしっかりと寝返りを打ちながら寝ていたのでした。
ところが朝の第一声が
「一睡もできなかった」です。
こっちが夢でも観てたのかと思うほど自信満々です。「(寝れなかったから)ダルいわ」と言い出す始末。ビビりますよね(´Д`)」

これは「 睡 眠 誤 認 すいみんごにん 」といいます

「睡眠誤認」…「実際の睡眠状態」と「本人が感じている睡眠状態」が異なること

本人の思い込みと
睡眠中も
脳が考え事をしていることで起こります。

「寝てないから、身体がダルイ」ではなく

「寝てないと思ってる・・・・ から、身体がダルイ」が正解です。

思い込みではありますが、脳の機能として
「思い込んだ世界=現実」ですので、本人の体感としては実際にダルさは残ります。質の良い睡眠にはなりません。

「〇〇時間寝なきゃ」をやめること

そもそも「まず思い込みをやめる」が最も重要です。

  • 「昨日、5時間しか寝てないから、身体ダルいわ〜」
  • 「夜中に、何回か目が覚めちゃう」
  • 「朝、4時に目が覚めてしまう。もっと寝たいのに〜」

よくお聞きします。

皆さん『〇〇時間寝た』に
どうしてもこだわります。
短いと不安になり、
長く寝たほうが疲れがとれたと
錯覚
しています。

ある有名な実験で…

被験者に時計のない部屋で寝てもらい

▶︎あるグループは
 睡眠時間・3時間で目覚めさせ

管理者が

『8時間よく寝てましたよ』

というと、

「そうでしょ?すっきりしてます!」

と言ったそうです。

▶︎一方のグループは
 睡眠時間・8時間で目覚めさせ

『3時間しか寝てませんね』

というと

「やっぱり⁈なんか身体だるいんです〜」

…と言ったそうです。

なんかコントみたいですが、こういった「睡眠誤認」の実験データは多々あります。

睡眠時間って…
なんなんでしょうね?

寝ることの恩恵【睡眠の役割】

基礎知識。詳しくはググっていただいて、ザックリいうと主に

  • 記憶の整理、定着、ストレスの解放
  • 脳の老廃物の洗い流し(認知症の原因とされている特殊タンパク質も流してくれます)
  • 成長ホルモンの分泌(新陳代謝、細胞の修復)

で、これらの処理は

寝入りばなの
最初の90分で
8割がた終わっている

といわれています。(諸説ありますが)
【睡眠のゴールデンタイム】ってやつですね。筋反射でも個人差は少々ありますが、こんな感じです。

つまり、この90分をしっかり寝れれば、
後は
何時間 寝ようが寝まいが
気分の問題で
身体には あまり影響がない
と思われます。理屈的には。

※ 激しい肉体疲労時には、筋肉や細胞の修復のため動かない方がいいので、睡眠時間はとるべきです。でも、普通の生活してたら、筋肉痛になるような事はあまりないですよね?

日本人の平均睡眠時間は7時間14分…だけど…

睡眠時間に関しては、あらゆる説があり、未だ議論、実験されているブラックボックスです。

よく言われるのが…

  • ・7時間睡眠が健康にいい説。
  • ・10時間以上睡眠がいい説
  • ・4時間半など短眠が健康にいい説。
  • ・90分周期で計算して起きる説。

など、それぞれに正論、理屈があり、それぞれが良い統計がでていたりします。
短眠だと高血圧になるとか、糖尿になるなど、いろんなことにこじつけています。
(あくまで統計です。統計は作成者の意図で結構どうとでもなります。薬品のマーケティングが大いに含まれていると思われます。知りませんが。)

あらゆる説…。
一体、何がいいんでしょうか?

結局、どのくらい寝れば…博士教えて!

というわけで
睡眠に関してめちゃくちゃ詳しかった『睡眠医学の父』と称される、精神科医・
睡眠学の権威『デメント博士』に

何時間睡眠が良いか?

聞くと…

…

…

…なんと!

…

…

「次の日に、
過度に眠くならない程度
眠れればいいんじゃないかな。」
(フランクな口調に変えてあります)

という、あまりにも当たり前な言葉です。
答えになっていない氣もしますが、
睡眠を追求し続け、
辿り着いた結論
です。

つまり、何時間がいいとかいう
議論や思い込み自体が不毛で、
その人の生活、思考パターン、はたまたその日の活動量による個人差であり、

「何時に寝た」とか「睡眠時間は何時間」と決めてかかる意味がないということです。

「答えは自分で探しなさい」ってことですね。何時間寝ないとダメとか言われる筋合いはないですね。

そりゃそうだなって感じです。

日本の有名な睡眠研究機関でも

「人は眠たくなったら眠るんだ。
それ以外のことは何もわかっていない。」

と言っています。

もっと寝てたい!の本音

【途中で目覚めても、また寝てたい】や
【朝、布団から出られない】を考えると
どちらも共通しているのは
【起きたくない】という心理です。

目覚めたのに寝たい…これは筋反射テストとるとすぐにわかるのですが、

『カラダ』は「もう睡眠は充分!」と言っていてるのに

『ココロ』が「まだ寝てたい」と言っている状態、

ともとれます。つまり、ココロとカラダが統一できてないストレス状態と言えます。

人間は、目覚めた瞬間に今日の予定を無意識に考えます。脳はそれを忠実に現実化しようとします。ほとんどの方がストレスを次の日まで持ち越しているので、

目が覚めて…

「あ〜また仕事だな〜…⤵︎またあのキライな上司いるんだろうな〜嫌だな〜⤵︎」

「どうせ、また旦那は何か文句言ってくるんだろうな〜ウザいな〜⤵︎」

「どうせ、また今日も疲れるんだろうな〜⤵︎」

という予定を自分で予期して目標を立てています。
これでは、当然、起きたくないですよね(汗)

「あ〜また仕事だな〜…⤵︎またあのキライな上司いるんだろうな〜嫌だな〜⤵︎」
→(会社行って)「ホラやっぱり、いた〜⤵︎」

「どうせ、旦那はまた何か文句言ってくるんだろうな〜⤵︎」
→(顔を合わせると)「ホラ言った〜。やっぱり」

「どうせ、また今日も疲れるんだろうな〜⤵︎」
→「ホラやっぱり疲れた。」

自分でマイナス目標を
朝一で予期して立てて、
自分で実行して、
目標達成している
のです。

そのマイナスに注目しているので、「嫌な一日の始まり」のイメージしか湧かないから、起きたくないのです。

ただ、やっぱり嫌なものは嫌な時もあります。そんな時は、感情を誤魔化さずに出し切って下さい。一皮スッキリします。
▶︎出し切り方の参考はコチラ

夏休みの終わりの「切なさ」を解放する

逆に「仕事なんだから!」「仕方ないんだから!」「やるしかないんだから!」と間違った鼓舞は、感情を抑え込むことになり「未完了の感情ストレス」となり水面下で自律神経を乱します。
考え直すにしても
「しっかり感情を認識して出した後」に
「…まあ…しゃあない起きるか〜」に持ってくと身体に残らず次を始められます。

中途覚醒…「そこまでで睡眠は充分」の身体のサイン

途中起きたとしたら、
身体が何か求めているか(水分不足・暑い寒い・寝具が合わない・内臓が偏っている など)
それか
その段階である程度、睡眠は取れてるという考えでいいと思います。

私は、平均すると大体4時間くらいですかね。登山後など肉体疲労時は8時間くらいノンストップで寝ます。
毎日ではないですが3時、4時に目が覚ます。目が覚めたら『ラッキ〜』って感じです。家族もガッチリ寝ています。この一人の時間で何しようか興奮して起きます。
お水を飲んでトイレに行って、眠ければまた寝ます。
眠くなければ、動画を観たり、本を読んだり、調べたかった事をゆっくりスマホで調べたり、日の出の時間にランニングに行ったり、手稲山を登ったり、下手したらそのままセブンのコーヒー飲みながら車でドライブしたりします。

人は『楽しみがある』『やりたいこがある』と眠くないし起きれるのです。当たり前ですよね。子供の遠足の前の日は楽しみすぎて眠れないのと一緒です。なんでもいいので価値観にあったやりたいことに氣づくと不眠は関係なくなります。

「〇〇時間寝なくては!」という脅迫観念

ご高齢の方たちで多いのが、夜、身体は目覚めているのに、
「3時間しか寝てない…もっと寝なくちゃ…」
という思い込みから、朝まで、不安を増幅したまま布団でモゾモゾしてしまうパターンです。

そんな時は脳ミソの血流も悪くなっていて偏っているため、不安や腹の立つ事ことばかり更に考えてしまいます。
この時間は前頭前野(理性を司る)も反寝なので、
不安は無限に増幅します。
当然、いくら布団にいたところで快眠などできず、身体を固くしていきます。

このケースでは、カラダが
『3時間でもう睡眠は充分です』と言ってくれてます。

目が覚めて、再び眠りにくいのであれば、いっそ起きてしまうべきです。
そんな時用に何か楽しめるものをひとつ見つけておくと、その貴重な時間を楽しめると思います。

次の日の、日中に眠気がくるなら、
昼寝をすればいいのです。
仕事上で出来ない場合もあると思いますが、ご高齢の方は時間は作れると思います。

昼寝に罪悪感を感じている方もたくさんいます。

ですが、

昼間の仮眠は15分で
夜の1時間半に相当する

体感が得られるというデータもあります。


これも思い込みが大いに作用するのですが
昼寝したからといって
夜の睡眠への影響はありません。
(諸説あります。が概ね思い込みのようです。筋反射調べ)

たくさん寝る=疲れがとれる?
ホントですか?

普段感じる疲れには
主に二つ…

  1.  動作疲労
  2.  静止疲労

があります。

  1. 動作疲労…文字通り、身体を動かすことでの疲れ。肉体労働などでの疲れ。
  2. 静止疲労…動かないことで、身体の血行が滞る疲れ。運動量の少ない方、寝たきりや、パソコンや事務作業などのデスクワーク。

動作疲労は、筋肉が疲れていますから、カラダを休ませることで回復します。ある程度の睡眠時間が必要でしょう。

逆に
静止疲労は、カラダを動かして血行を良くすることで回復します。

夜、7時間も8時間も、
じっと寝ていても
静止疲労は取れません。

カラダが動いてほしくて
3時間で目が覚めているのかもしれませんね。

静止疲労の方は、短眠でも充分かなと思います。
起きて軽い運動やウォーキング、ストレッチで疲れがとれていくでしょう。

自分の中の「睡眠」の概念をひっくり返そう

睡眠に関しては、ストレスとの兼ね合いが非常に強いので、一筋縄ではいきませんが、
生物として見れば、寝れない時は「動け」のサインです。※因みに「不安」も動けのサインです。

そして、合言葉は
「眠くなってから寝る」これにつきます。
身も蓋もないですが
生物として考えれば至極真っ当なことです。

ゆめゆめ忘れませぬ様に。


睡眠異常は、ストレスの解放は必須です。
ご相談ください(´ω`)

遠隔調整 ¥4300

遠隔調整 ver2『栄養インポート』 ¥5900