承認欲求は辛いよ ① 「みんなを喜ばせようとする」の禁止

※コチラのブログの学説・メカニズムは、まだエビデンスが完璧に証明されていないもの、私見も含んでいます。あくまで参考までにして下さい。

人に喜んでもらいたい・・  これも自分の欲求

人間には、どんな人でも、
『誰かの役に立ちたい』欲求があります。

利他りた の心 

「他人の利益となるように図ること。
自分のことよりも他人の幸福を願うこと。
他人のために尽くすこと。
このような気持ちで周囲に接する心のありようを「利他の心」と言います。」

こう聴くと、素晴らしいなぁと感じますね。

『利他の心』 自体はあってもいいと思いますが、その 「前提の意識」が大切になります。

利他の心 その本心はどっち?

「人のために」とか言いながら

実は自分への「感謝や承認を求めてる」パターンがあります。
実は【見返り】を求めてるというやつですね。

とても苦しい人生になります

よく見受けられる

良くない利他のパターンが…

『みんなを喜ばせる』

そのために、何かお手伝いしたり、与えたり…
何かを「やってあげる」ってことですね。

自分が何か「やってあげて」
⇨ 
相手に【喜んでもらいたい】

この【喜んでもらいたい】の根底には

【だから 自分をみとめてほしい】
があります。
ホントの目的はコレです。(承認欲求)
※「喜んでもらいたい」の「もらいたい」が入ってる段階で相手へのコントロールが入っています。

結果、喜んでくれたら、それは嬉しいですね

でも、もし、喜んでくれなかったら…

メチャメチャ落ち込むことになります。

そして、なんとか喜んでもらいたくて(認めてほしくて)

  • 相手に無理に合わせたり、
  • やりたくないことをやったり、
  • 自分が我慢する

などを、無意識にやってしまいます。

他人軸になる というやつですね。

とても多いです

そして、
自覚なくやってます

喜ぶ、喜ばないは相手次第。
相手の反応はコントロールできないのに、そこに悩んで、眠れなくなるくらい、感情がブレてる人がとても多いのです。

そして、口から飛び出す キラーワード

  • 『私はこんなにやってるのに!』
  • 『せっかくやってあげたのに!』
  • 『感謝がないなんて、おかしい!』

と、自分が苦しむことになります。

健全な利他の心のパターンは…

そのベースは、

『自分がやりたくてやってる』という状態です。

例えば、

私は性格的に、【冬の除雪】が好きで、綺麗になっていく達成感やコツコツやる、というのが『自分の価値観』と合っているので、全く苦じゃなくできます。

お向かいさん家の除雪も「やりたいからやらせてもらう」って感じです。

感謝されようが、されまいが、
どうでもいいのです。

感謝されなくても、すでに、
『やりたかったこと』をやってるので、
『やらせてもらえた』段階で
もう、コチラは一つ嬉しい

その『やりたくてやったこと』が、
誰かのためになって、
『ありがとう!』って言われたら

2重に嬉しい だけなんです。

お互いが、世の中が、WIN-WIN になるパターンです。

コレが前者のように、
何か見返りがほしくてやってたら
「こんなに、やってやってるのに」とか
「なんかお返しくれてもいいのに」とか、
不健全な違和感がでますよね。

次の記事
次回、「承認欲求が不毛」と思える【絶対法則】と、承認欲求をしなくて済むための【ワーク】をご紹介します。

参考:『ポッドキャスト 高衣紗彩』より