※コチラのブログの学説・メカニズムは、まだエビデンスが完璧に証明されていないもの、私見も含んでいます。あくまで参考までにして下さい。
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人に喜んでもらいたい これも自分の欲求
人間には、どんな人でも、
『誰かの役に立ちたい』欲求があります。
こう聴くと、素晴らしいなぁと感じますね。
『利他の心』 自体はあってもいいと思いますが、その 「前提の意識」が大切になります。
利他の心 その本心はどっち?
「人のために」とか言いながら
実は自分への「感謝や承認を求めてる」パターンがあります。
実は【見返り】を求めてるというやつですね。
とても苦しい人生になります。
よく見受けられる
良くない利他のパターンが…
『みんなを喜ばせる』…
そのために、何かお手伝いしたり、与えたり…
何かを「やってあげる」ってことですね。
自分が何か「やってあげて」
⇨ 相手に【喜んでもらいたい】
この【喜んでもらいたい】の根底には
【だから 自分をみとめてほしい】
があります。
ホントの目的はコレです。(承認欲求)
※「喜んでもらいたい」の「もらいたい」が入ってる段階で相手へのコントロールが入っています。
結果、喜んでくれたら、それは嬉しいですね
でも、もし、喜んでくれなかったら…
メチャメチャ落ち込むことになります。
そして、なんとか喜んでもらいたくて(認めてほしくて)
- 相手に無理に合わせたり、
- やりたくないことをやったり、
- 自分が我慢する
などを、無意識にやってしまいます。
他人軸になる というやつですね。
とても多いです。
そして、
自覚なくやってます。
喜ぶ、喜ばないは相手次第。
相手の反応はコントロールできないのに、そこに悩んで、眠れなくなるくらい、感情がブレてる人がとても多いのです。
そして、口から飛び出す キラーワード
- 『私はこんなにやってるのに!』
- 『せっかくやってあげたのに!』
- 『感謝がないなんて、おかしい!』
と、自分が苦しむことになります。
健全な利他の心のパターンは…
そのベースは、
『自分がやりたくてやってる』という状態です。
例えば、
私は性格的に、【冬の除雪】が好きで、綺麗になっていく達成感やコツコツやる、というのが『自分の価値観』と合っているので、全く苦じゃなくできます。
お向かいさん家の除雪も「やりたいからやらせてもらう」って感じです。
感謝されようが、されまいが、
どうでもいいのです。
感謝されなくても、すでに、
『やりたかったこと』をやってるので、
『やらせてもらえた』段階で
もう、コチラは一つ嬉しい。
その『やりたくてやったこと』が、
誰かのためになって、
『ありがとう!』って言われたら
2重に嬉しい だけなんです。
お互いが、世の中が、WIN-WIN になるパターンです。
コレが前者のように、
何か見返りがほしくてやってたら、
「こんなに、やってやってるのに」とか
「なんかお返しくれてもいいのに」とか、
不健全な違和感がでますよね。
参考:『ポッドキャスト 高衣紗彩』より
利他 の心
「他人の利益となるように図ること。
自分のことよりも他人の幸福を願うこと。
他人のために尽くすこと。
このような気持ちで周囲に接する心のありようを「利他の心」と言います。」