※コチラのブログの学説・メカニズムは、まだエビデンスが完璧に証明されていないもの、私見も含んでいます。あくまで参考までにして下さい。
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愛情の履き違えしてませんか?
子供が常に最も欲しいものは何か?言わずと知れた 両親の愛 ですよね。言い古された表現ですが(‘w’)
日本人は
「子育てに手抜きは許されない」
「楽をするのがダメなこと」
「手間をかける=愛だ」
という、呪いがあります。
- 手作りのお洋服
- 学校で使う文房具にママの手書き
- 手料理以外食べさせない
など…
大抵、親側の思い込み…まさに呪いで、
子供側はそんなの望んでないことがほとんどです。
って感じでしょう。
子育て中は…
日常の【手間】はあらゆる手段で最大に工夫して手を抜き、
手を抜いて貯めた【手間】を子供との単純な、触れ合い、お話に使う。
のが 家族 WIN-WIN かなと思います。
お母さんは「私が愛情かけないと」「好きでやってるんです」などと言いながらもストレス反応で疲労困憊してたりします。「しなければならない!」「〜すべきだ!」になってしまっているからですね。
自分の刷り込まれた思い込みです。
自分の親、テレビやハウツー本の影響や
あるいは、自分が子供時代にされたことを機械的にやってしまう。
あるいは、逆に、自分が手をかけてもらえなかった 反動でしなければならないと思いこんでいるか…
気持ちはわかりますが、子供は自分とは違います。
愛情の手料理⁈「そんなのいいから かまってくれ」子供談
何年か前に観た、N◯Kの子育て番組で、
ある新米ママ
みたいな新米ママの1日に密着していたんですが、
食に相当なこだわりがあり、お昼の用意に数時間ほど…その間、子供(2歳だったと思います)は、TVやDVDを観せられてる状態。さすがに飽きてママによってっても「支度中だから待っててね〜」と断られる始末。そして、お昼ご飯…終わるやいなや、なんと晩御飯の仕込みを始めるという…また、子供はTVの前に座らされるという…
これが『愛情手料理』ですか?って感じでした。
その子供さんも、おそらく諦めていて、泣く事もなく、たいした興味もないTVの画面をボーっと眺めてる…感情がなくなってる感じ…その寂しそうなお子さんの姿が未だに目に焼き付いています。
対してお母さんは、『私、よくやってるでしょ(えっへん)』みたいな態度…
完全に価値観がズレ、こだわるところを間違えてます。(※その後、スタジオの先生たちにこっ酷くトゲを刺されていました。このママも子供の立場に気付いてくれたことと思います。)
「愛情」が『毒』となる
これは極端な例ですが、私が関わった例でも、こんな感じのご家庭は多いです。
よくある例で、ママがオーガニック(農林水産において、農薬や化学肥料に頼らない安全性の高い食)に、ハマりすぎていると、
「良い物を食べさせてあげるのが子供のためだ!」と、愛情の履き違えで子供が苦しんだりします。
※掲載許可いただいてます
ある、おばあちゃんから、
娘のとこの孫(保育園児)が可哀想だというお話を伺いました。
そのご家庭では、お母さんが食に こだわり まくりで、ウインナー、ソーセージ、などの加工肉 を禁止!というルールがありました。(安価な、蒲鉾、ウインナーなど練り物は『添加物 御三家』のひとつ。大量の添加物で作られています。)
でも、子供はウインナーとか大好きですよね〜
ある日、おばあちゃんとそのお子さん(お孫さん)とスーパーに行ったとき、
「おばあちゃんが、なんか買ってあげるから、好きなもの、一つ持っといで😊」というと…
普通、お菓子でも持ってくると思ったら、
お肉コーナーから『ベーコンのブロックの大袋』をニコニコしながら胸に抱えて持ってきたそうです(´Д`)」「ママの前では食べられないから…」ということなんでしょうが…どれだけガマンしてたのか。ちょっと不憫ですよね〜。
ある食事状況の栄養に関する実験データで
とても【ジャンクなもの】、(インスタント食品、ファーストフードなど)を…
すると、添加物などが無毒化されていたそうです。
本来、人のカラダには、そのぐらいのチカラがあります。これは、筋反射でも確認できます。消化能力、吸収も良好に保たれていたそうです。
逆に、【最高品質のオーガニックな食べ物】も、
怒られながら食べる、姿勢などを「ダメ出し」されながら食べると…
わかりますよね(´ω`)
予想どおり、ほとんど 吸収されていなかったそうです。ストレスは消化も止めるので当然といえば当然です。 ストレス反応による身体的不調も出てくるはずです。
食にこだわるのは良いことです。気持ちもわかります…ですが、添加物など、それ以上に、最も身体に悪い物質…それは、ガマンのストレスにより分泌されるアドレナリンです。
これは 猛 毒 です。
気が進まない、好きなものを食べさせてもらえない…こんな状態では、どんな高品質なオーガニック食品も『毒』になります。
食事中に暗いニュース番組をみながら食べていると、栄養吸収されないでしょう。
子供に食事のルール(はしの持ち方、姿勢など)をあまりに厳しくすると、全然、消化が進んでないのが見ていてわかります。
私なんて、逆にドーナツやらマックのポテトやら、チョコチップクッキーが大好きでバクバク食べてますが、血液検査ではオールAだったりします(´ω`)※ストレスの随時解放や、相殺するように運動してます。やる事はやってます。
正直、何を食べてもオッケーで
どんな栄養価高い食品でも、
楽しく食べる食事】
を上回ることはない
ということです。
ホントに子供はそれがほしいのか?
というわけで、(なんか脱線しましたが…)
【手間をかけるのが愛情】は、場合により、言い方悪いですが自己満足でしかありません。
子供はのぞんでないことも多いです。真面目なかたほどハマってしまいます。
ほとんどが思い込みから始まり、ママ、お子さん、互いに疲弊します。
そして、限界を超えた時、親側の
『こんなに頑張ってやってあげてるのに、なんで言う事聞かないの‼️』と
いう一方的な 呪い となります。
人間は余裕がないと、他者に優しくできない生き物です。ママも自分を最優先しましょう。できるだけ(´ω`)
経験上、ハッキリいいます。
子供は『自分をいつも見てくれてる感覚』が一番欲しいことなので、【手間】はそこにかけましょう(´ω`)