ポジティブシンキングにご注意!

前向きに考えましょう!ばかりは成り立たない

ありきたりな表現ですが、生きている限り、誰しも落ち込むことはあります。

不安、恐怖、周りの目、劣等感、思い通りに事が進まない、周りの人が思ったようにしてくれない

すると…

そんな時は落ち込まずに
『前向きな思考=ポジティブシンキング
で生きましょう!

みたいな

いろいろな自己啓発本やセミナーで、
一時期、流行はや った
このなんでもポジティブに考えよう!」思考は、
最終的にうつ患者を増やすことになりました

明るいのいいじゃん!ダメなの?

そりゃそうです。

光を強くすればするほど、影も濃くなります。

ポジティブシンキングは良いところしか・・・・・・ 見ないようにする

つまり、自分の実際の気持ち(ネガティヴ感情・怒りや嫉妬、怖い、など)に、ふた をしてるだけですからね。

なくなりはしないのです

無理して感じてないフリをしてるだけですから。蓋をして本心を隠しているようなものです。そして、隠してるものが見られたらヤバい!と、さらに隠します

はた から見ると『明るい頑張り屋さん』にみられ評価されるので、本心とは裏腹に
強制・ポジティブシンキングから抜けられなくなったりします

蓋をしておくとその「負の感情」は腐った漬物のように、余計に熟成され、何倍にもなって帰ってきます

人間の本能的な生き方・目的 

【自分らしくイキイキと生きる】

なので、それに反いていると、

病気や症状として
『自分の気持ちに嘘つくな』とメッセージが来るのです。

 ガンがまさに象徴的です。
自分のホントの感情を自分の細胞の中に抑えて抑えて
ガン化します。
余命宣告を受けた末期ガンの方でも、間際に人生を振り返り、『本当の自分を生きていなかったなぁ』と気付くと、みるみる回復していく、という例がよくあります。
 最初、メッセージは優しくきます。
多いのが
◉ 肝臓、胆嚢の不具合(怒りや不平不満の溜め込み)
◉ 心臓疾患(自分を否定)
◉ 婦人科系の不具合(女性性の否定)
◉ 皮膚の不具合(皮膚=鎧 自分を固める、自己正当化する)
 こんな感じで最初は優しくノックしてくれているのに、無視していると、どんどんメッセージとしての症状がエスカレートしていきます。

『闘病はやめよう』のススメ

ポジティブな自分を装えば装うほど、ネガティヴも同じだけ強くなります。そこに目を逸らし続けると、本当の自分ではなくなります
それは、ウソの自分なのでますます自分を嫌いになる、という悪循環にはまるのです。

理解していただきたいのが、
多かれ少なかれ、無意識に、ほとんどの人がこの状態日々をやりくりしているということです。

本当の自分を生きなかった方は、晩年に後悔することになるようです。
▼考えさせられる一冊…( °ω° )

看護師が語った、死の直前に誰もが口にする「後悔のことば」

 

共通するのは、やはり、

本当の自分に
正直に生きれば良かった。


ということらしいです。

このブログで良く言う、【視点を変える】は、決してポジティブだけをみて、ネガティヴを見ない、ということではありません。ポジティブ・ネガティヴも同時に当然あるのが前提です。同時に存在しているのでネガティヴに感じてる時こそ、その中での、『ありがたいこと探し』なのです。するとレベルゼロ。ポジティブネガティヴの波に良いも悪いもないとなります。

自分の感情を自分の持ち物として認め、責任持って処理します。
過去に否定してきたものを、認めます(自分に取り込むイメージ)

それが人間性を豊かにすることになります。受け皿がデカくなり幸せに近づいていくことになります。

人は、自分の「負の感情」を認めたくない!

人間は基本的に
自分のネガティヴな感情(特に『怒り』や『弱さ』)自分のもの・側面と認めたくないのです。

だから、大概、

目を逸らし続けたり、

無かったかのように振る舞ったり、

自分をマヒさせて、へっちゃらなふりをしたり、

自分の嫌なとこをみたくないので、他人の指摘ばかりします。

コレらを半ば無意識にやっています。

これらは、ココロからしたら、自己否定・ガマンし続けることになるので、
一生のうちの どこかで爆発します

人生の後半に大病するのは、この爆発です。自分にウソをつき続けた精算をしているのです。気付けば終わります。

ストレスの調整の際、筋反射で『そのストレスがいつ発生したのか?』を調べるのですが、普通に【前世から】というのが出てきます。おそらく、前人生においても自らのネガティヴ感情を認める事ができず前世から持ち越して、いまだに苦しんでいるようです。

本当に素直なら、なんのことはない、ネガティヴ感情が湧いた時『そういうふうに、感じてたんだな〜』終わらせることができます。それだけなのです。
ですが、親や学校教育からの刷り込みで、

素直になれない というのが大半のようです。

コツはポジティブシンキングだ!ではなく、しっかり、その負の感情(不安や怒り)が自分にあることを認識して、ネガティヴを味わって、そこからポジティブに反転させるのです。
皆さん、本心をうやむやにするのは得意になって、認めることが苦手です。

経験あると思いますが、ストレス解消と称して、ただ気晴らしに旅行に行っても、お酒でドンチャン騒ぎをしても、まさに気晴らしで、何の解決にもならないのです。それは誤魔化すだけですから。

しっかり、ネガティヴと向き合うことが大事になります。

脳の血液の偏りが関係する

ストレス状態時は必ず、脳の血流に偏りが出ています。
ネガティヴな感情は脳の耳より後ろ側で渦巻いています。(そこに血液が集中している)過去の記憶がしまってある場所ですので、そこで、過去の思い込みをずーっと、ああでもない、こうでもない と繰り返しています。

布団に入ると、ネガティヴを考えてしまうのはこの状態です。ほっとくと朝まで、ああでもない、こうでもない をやっています。寝れないですよね(´Д`)

後頭部に集中した血液を前頭部に回す必要があるのです。(ここはポジティブ脳、創造の場所です。)

前に紹介したESRが、このお手伝いになります。

【号外】恐怖にカラダが反応 簡易調整


▼のオデコの部分に手をふわっと当てて、ストレスを考えながら、深呼吸を繰り返します。

すると、『まあ、なんとかなるか』と感情を客観的に認めて、次を考えることができるようになります。

うつ病の方はこんな感じで前頭部の血流がゴッソリ減っています。

ココロ⇄脳⇄カラダは会社みたいなもので、協力して【あなた】を運営しています。

脳の考え方をカラダをいじる事でも変えることができるのです。

有酸素運動時のように脳血流がMAXだと、ネガティヴが沸いても片っ端から『まあ、なんとなるか』になっていきます。あるいは軽減します。日常的に行うのがオススメです。

ストレス解消からの…『目標』が大事

『まあいいか』になったら、ストレスはゼロになりますが、再発の恐れがありますので『まあいいか』になったら、次に
『だから私は〇〇しよう』行動するとこまで考えて終わります。先の目標でも、今〇〇したらいいかなと浮かんだ行動でもかまいません。

すると、目標ができてますから、些末なネガティヴなどどうでも良くなります

よくあるのが、

『昔っから、いっつも、頭が痛いんですぅ。この頭痛さえなければ…』

『辛いですね〜。もし、頭痛がなくなったら何したいですか?』

『⁈……いや、別に…なんか、生活が楽かな…ん〜痛いのイヤだし…仕事もやりやすいかな…??』

慢性症状の方ほど、
具体的に やりたいこと が何もないのです。だから、目先の「痛み」にばかりとらわれてしまいます。目標・やりたいこと がないから、痛みが何倍も気になる とも言えます。

先の目標があると、目先のちょっとした、「痛み」なんか気になりません

やりたい目標に自分をロックオンしておくと、あとは勝手にゴムで引っ張られていきます。その途中の痛みという障害、段差や石ころや犬のウンコなんか、ヒョイヒョイ、避けられます

逆に目標がないと、石ころや犬のウンコがいちいち気になって、そこで、止まって、ああでもない、こうでもない、勝手に悩み続けてしまいます

この目標自分のホントにやりたい事じゃないといけません。
そうじゃないと、気が進まないので、「痛み」を(石ころや犬のウンコ)わざわざ探してワザと引っ掛かります。やりたくないことをしている時というのは、できない言い訳に「痛み」を使いはじめます。

ストレス③ ・・・ 治りたくない感情 病気を手放せない!

最初は難しいですが、機械的にこの思考パターンを繰り返すとどんどん楽になります。

考え方のフロー例(´ω`)

例えば(‘w’)…

『私が旦那に『おはよう』言ったのに旦那は無視した💢』カチンときますね!

まず、

❶自分の感情に気付く。

『あっ私、腹立ってるな〜』

❷感情を持つことを認める。

『この状況じゃ、私が腹立つのも無理ないなぁ』

皆さんここでつまづきます。無意識に『怒るなんていけないことだ!カッコ悪いことだ!』とやっちゃいます。ココロの抑圧になるのでココロと感情のギャップとなり、何かしらの不調となります。教育や社会通念で『怒り』はダメだとの思い込みが多いです。これを否定するから、自分を見失います。ここがハマるポイントです。

または『怒らせた(こんな感情にさせた)旦那が悪い💢』と100%、人のせいにしてしまうと、これもドツボにハマります。ここでは、相手がどうこうではなく・・・・・・・・ 怒りという感情を持ったのは自分なんだと認めます。感情はただの持ち物です。

❸だから私はこうします。

→①『私はあいさつしてほしい』と伝える


あくまで、私はこうしてほしいと自分の意見を伝えます。「なんでしないのよ!」は血みどろになります(汗)(相手はそのことに価値を感じてないだけですから)はっきり自分の意見を言います。それが結果的に自分を守ることになるのです。「言うと面倒なことになるなぁ」と考えてしまいますが、自分の意見を言うだけですよ?嫌われる勇気が大事です。】

→②そういう人なんだなーと受け入れる (ほっとく)


【人の価値観は人それぞれ。自分の価値観に相手を合わせようとしないのがルールです。】

→③旦那はああだけど、私はあいさつしよ う!

【あいさつはしたい人がするものです。ホントは相手の見返りなどいらないのです。したい気分ならします。相手がどうあれ】

→④私もああいうとこあるかもお勉強になりました。


【反面教師として。自分が成長できた。【怒り】時は、必ずその一面が自分にもある、またはあったのです。「私は それをしてないのに、あなたは それを やるのか!」というのが【怒り】の真相です。
教育ママが学校の先生に対して、「うちの子をけなすなんて許せない!」といいながら、家庭内では旦那さんやお子さんを、けちょんけちょんに けなしてたりします。】

❸の『だから私はこうします』も『向こうが変わる必要がある!だから旦那を教育してやる!』は違います(汗)(みんなココに行っちゃいます!)あくまで主語は『私』です。自分がどうするかです。相手を変えることは不可能ですからね(´Д`)

一例ですが、こんな感じで、段階的に考えます。この際、ESRしながらだと、客観的に冷静に他人事のように、スムーズに考えられます。

強いトラウマがある場合、身体の反応が強く出て、そう簡単にはいかないこともあります。

ストレス②・・・トラウマ? ココロよりもカラダに焼きついている

その場合は、『トータルケアコース』でカラダに刷り込まれたトラウマ反応(条件反射のように感情とともにでる身体の痛みや不調)を統合できます。ご相談下さい。