病気になる「目的」は何?

※コチラのブログの学説・メカニズムは、まだエビデンスが完璧に証明されていないもの、私見も含んでいます。あくまで参考までにして下さい。簡潔に説明するため厳密ではない表現・ニュアンスも含んでいますので、ご了承下さい。自己責任で行って下さい。

人の行動には必ず目的がある

精神疾患で「ミュンヒハウゼン症候群」ってご存知ですか?
注目や同情を集めるのが目的で、自分で病気を捏造ねつぞう する精神状態です。

代理だいり ミュンヒハウゼン」ってなると、我が子に意図的に怪我をさせて、それを看病することで、
「献身的な母親」として世間にみられることで快感満足感を得ようとします。自作自演ですね。

「とんでもないなぁ」と感じると思いますが、
コレに似たようなことをみなさんやっています。

何とか望みを叶えたい…
でも打つ手がない…
そんな時、最も妥当と思われる理由を
捏造して・・・・ 強引に望みを叶えようとする状態です。

行動には必ず「目的」があります。

「病気」や「痛み」にも

なんらかの「 目 的 」があったりします。

『闘病はやめよう』のススメ

痛みや病気という「道具」を使う

単純な、あるあるな例を言うと

まあ、口をひらけば 「疲れた 疲れた」言う人…
いますよね?

このケースでは、言う「目的」は
「自分の苦労をわかってほしい」ですね。

それでもわかってくれないと目的を果たすため、
「病気」
「症状」
「異常言動」
などを道具(ツール)として利用します

もちろん無意識にです。

子供の例で、
母親が大事な用事で出かけようとすると、決まって高熱を出す…
よく耳にするパターンです。
仮病などではなく、実際に熱が出ます。

母親に行ってほしくなくて、高熱を出して、出かけるのを阻止しようとするのです。

もちろん、本人は無意識です。
本音を言えないのでこうするしかないのです。

目的は…
「出かけなくするため」→「自分の主張を押し通すため」

出しているツールは「高熱」

となります。

この場合「高熱」にいくらアプローチしても、
絶対 良くなりません。
どんな治療も効きません。

目的を達成するまでは、
治る気がないのです。

病院検査でも、しっかりウイルス陽性で出ます。
※ 身体は脳の命令で、瞬時にウイルスを増やします。そのくらいのことはお手のものなのです。

心の状態から体に変化が出る
あらゆる実験があります。

昔の非人道的な実験ですが…

死刑囚に、ただの小麦粉の塊「これは非常に強い毒ですよ」と言って飲ませると、しっかり毒物反応が出て死んでしまった

死刑囚に目隠しをし、最初に医者が首を軽く爪で触って「今、頸動脈をメスで少し切ったので数時間で失血死する」というと、しっかり数時間後に出血していないのに「失血死」してしまった。

健康診断で内臓に ちょっとした「癒着痕ゆちゃくあと 」なんかを見つけられ、
医者に「ガンかもしれません」と脅されることがあります。
ガンへの強い恐怖心、医者 依存体質 の方だと、ただの癒着痕も
一瞬で、その場でガン化したりします。

意識状態で 体は如何様にも変化する のです。

よくある例で

▪️子供が風邪を引く

目 的 ツ ー ル
学校を休みたい 風邪をひく。腹痛を出す。

▪️子供が駄々をこねる

目 的 ツ ー ル
愛情確認 「怒り」という感情を使う

「痛いから休む」ではなく、「休みたいから痛み」を出すのです。

こんな感じで子供は読みやすですが、
大人はもっと 複 雑 で 巧 妙 です。
実は非常に多くの目的行動が隠れているというのが
最近の臨床で気づきましたので例を幾つかあげます。

そんなことをしている自分を、認めたくない、耳が痛い かもしれませんが、慢性症状を抜け出すヒントがあるかもしれません。

潜在意識は、なにがなんでも想いを実現する!どんな手を使ってでも!①

潜在意識は、なにがなんでも想いを実現する!どんな手を使ってでも!②

潜在意識は、なにがなんでも想いを実現する!どんな手を使ってでも!③

病気や感情 は、目的によって「出し入れできる道具」

よく出会う、臨床例をいくつかあげます。

▪️妻(夫)に普段、何も言い返せない夫(妻)が大病を患う。

目 的 ツ ー ル
苦労をわかってもらいたい 相手が困るような大きな病気

 

▪️なかなか幸せになれない。トラブルが絶えない。

目 的 ツ ー ル
親への報復

子供時代の恨みで
「あなたのせいで、今、私はこんなに苦しんでいるんだ」と
自分の苦しむ姿を見せつけるため。
親が他界していても続ける。

いつも病気や怪我、
家庭内トラブルを引き起こす。
幸せを受け取らない。
あえて不幸な選択をする。

 

▪️痩せれば幸せになれるのに!ダイエットにいつも失敗する。

目 的 ツ ー ル
もし、痩せることができても
モテなかったら、どうしよう…
人生が何も変わらなかったら…
それが怖いから、今のままでいる。
甘いものがやめられない、
運動すると怪我をする
などの異常行動。
あえて失敗する。

▪️働き者の妻(夫)だが、よく怪我や病気で入院する。

目 的 ツ ー ル
自分の必要性をわからせるため。
本当は感謝されたい。
怪我や病気で
入院することで、困らせる。

 

▪️ずっと痛みがあるので、やりたいことにチャレンジできない。

目 的 ツ ー ル
本当はチャレンジしたくない。
やりたくない。
妥当な痛みを作る。

 

▪️よく店員さんともめる。クレームをつける。

目 的 ツ ー ル
自分に自信がないので、
立場の弱い人間を屈服させ、
自己価値を上げようとする。
劣等感の穴埋め。自己満足する
あえて「怒り」という感情を使う。
本当は怒りの感情は沸いていない。

▪️赤面症があるから、好きな人に告白できない。

目 的 ツ ー ル
告白してフラれたら嫌だ。
または、
フラれた時の言い訳にするため。
赤面症という症状を作る。
  ベストセラー『嫌われる勇気』より

などなど、なんかまどろっこしいですよね(´Д`)」
でも普通にあります。
読んでてモヤモヤしませんか?
モヤモヤしたり、嫌悪感を感じる なら
何かしら、こういうの考えを持ってるということです。

よく出る、「目的」の一覧です。▼

私の筋肉の麻痺。その目的

実は 私 髙橋も、 2年ほど前から
前鋸筋ぜんきょきん という脇の筋肉に
《チカラが全く入らない》という症状が出ていました。

痛くはないけど、左の肩甲骨を全く固定できないので、
腕立て姿勢やドアを押す動作などが ほぼ不可能状態。
肩甲骨が浮いてグラングランな状態でした。

大好きな体幹トレーニングもほぼできない、 という状況で、
自己分析でも神経的・筋骨格的に辻褄が合わない症状でしたので整形疾患ではないのは、わかっていました。

なので病院は意味ないので、いろいろな治療院に勉強がてら行ったりしてみたんですが、ずっと解決はできませんでしたが、
この「目的行動」という概念で2年間探り続けて、
先月やっと理由がわかり2年ぶりに
あっさり動くようになりました

私にも「その症状を作った目的」があったのです。

「これさえ治れば!」の複雑な心情

私の場合は、理由は二つ

ひとつが
「チャレンジしない言い訳」として
ってやつですね。

私の中で施術関連で「やってみたいなぁ」とずっと考えていたことがあったのですが、

無意識下では
「チャレンジするのが恐い」
「失敗したらどうしよう」
があったようです(´Д`)」

そんな氣はしてたんですけどね。

表面上は
「自分の症状も改善できないのに、次に進めない」

「治ったらチャレンジする!」
という大義名分を掲げて、
実のところは、
「治っちゃったら
チャレンジしないとならない。
でも恐いなぁ。」

ので

「治っちゃ困る」
  が本音だったようです。

こういった本音は巧妙に隠れているので筋反射テストでも質問の仕方を工夫しないと、出てきません。

「この症状さえ治れば、チャレンジできるのに!」
と言って【治らないでいる】のが丁度良かったようです。

なんの解決にもならないんですけどね(´Д`)」

「この痛みさえなければ!」「腰さえ治れば!」など
「〇〇さえ治れば!」というセリフ。
このセリフを言っている人は、
その〇〇を治す気がないことが多いです。
その不調を保持する目的があるから、あえてこのセリフを口にします。
この場合、痛みのアプローチではなく、その考えを生んだストレスの解除が優先になります。

二つ目が…
これは研究者あるあるなのかもしれませんが、
この2年間、こうなっている理由を探し続けて、
ああでもない、こうでもないと研究に研究を重ね、

「これだ!」と思って試しては、
「違ったなぁ…💧」とガッカリし、

「これでしょ!」と思って試しては
「違うなぁ💧」とガッカリ

こんなのを何百回と繰り返していたため
(こういう探究は好きな方だったのに)

我が身が故に、
あまりの答えの出なさぶりに、
いささか疲れてしまって
いて

「もう考えたくない」そして
「もうガッカリしたくない」
(だからこのままでいる)

だから「治すのをやめる」
を選択していたようです。

※治そうとすると脳波が乱れて反転する

長引く症状には必ずある

人は皆「その人 特有の慢性症状」 を いくつか抱えているものです。

人間のカラダは 4か月 もあれば、
代謝によって、古い細胞から新しい細胞へ
『 ほぼ全て 』入れ替わっています。

完全に新しくなってるのに 病気が治らない
というのは おかしいですよね。

これには自分が「病気を保持する」目的・理由があるのです。 

症状で悩み、いろいろと頑張ってきているのに良くならない場合、
その背景に自分の気づいていない何か「目的」が隠れている場合があります。
心の中の向かってる方向がバラバラなので
なかなか治療が奏功しません

自分がそうなっていないか?
ずっと抱えている慢性症状、または大きな病気 など、
解決のヒントになるかもしれません。ゆめゆめ忘れることのないように。