「感情」はどこから生まれるのか
「なんでこんなにイライラするんだろう…」
「ちょっとしたことで落ち込んでしまう。」
「感情」の浮上には、ある一定の流れがあります。
「感情」は単純に「嫌なことがあったから」とか「出来事」から生まれているわけではないのです。
「感情」は、
基本的には以下の順番で生まれます▼
▼
思考パターン(思い込み・価値観)
▼
「感情」
例えば…
【 上司が挨拶を返さなかった。】
この「出来事」だけを見ると、
「挨拶を返さなかった」という事実があるだけです。
この時点では良いも悪いもありません。
- 聞こえなかったのかもしれません。
- 考え事をしていたのかもしれません。
- 体調が悪かったのかもしれません。
この時点では、
まだ「怒り」は存在していません。
ところが、ここに…
「挨拶は返すべきだ」
「無視するなんて失礼だ」
という自分の中の
思考パターン(思い込み・観念・自分ルール)が入ると、
それに反した瞬間に
「怒り」が生まれます。
つまり、出来事そのものが「感情」を作っているのではなく、
その出来事に対する
自分の解釈(思考パターン)が
「感情」を作っている。
ということです。
もし「返事がない日もあるよね」と思える人なら、
怒りはほとんど湧きません。
出来事は同じでも、
感情は人それぞれ違うのは、このためです。
POINT
出来事・事実は常にフラット
それに意味づけしてるのは自分
感情=自分 ではない。
感情は「道具」です。
表現するのに、その感情という道具を「使っている」だけです。
使用は自由。道具だから使い終わったら手から離せばいいのです。
ところが私たちは、
- 「怒ってはいけない」
- 「悲しんではダメ」
- 「こんなこと気にする自分は弱い」
と、自分の感情を否定してしまうことが多々あります。
すると、
その感情は消えません。
無意識に
手に持ったまま忘れて
未消化のまま、残り続けてしまいます。
「感情」は認めると消える
ここで大切なのが感情を使っていたことを
「認める」ということです。
感情を使っていることを
氣づいて
▼
使っていたと認める
▼
そして、
自分はどうするかを
(手放すか使い続けるか)
決める
ベーシックな感情を解放する手順です。
脳内で処理されます。
使っていることを気づいて認める、
すなわち、
自分の手で持っていることに氣がつくということなのですが、
みんな氣づかずに血が出るほど握りしてめてます。
氣づかないから、手を開けないのです。
このEXILE、ATSUSHIさんの
「感情の手放しのお話し」が、
非常に典型的でわかりやすいです。
ATSUSHIさん感情解放 (文字起こし)
みつろう(み):で、あっちゃんが最初にはオーディションに落ちたりとかそういったな話を…
ATSUSHI(ア):本当は応援してくれる人のために純粋な気持ちで歌うのが正解なはずなのに、
僕はアサヤンっていう番組でケミストリーになれなかったっていう経験をした時に、
彼らを見返したいっていうほどでもないけど、負けたことを覆したいとかっていう風に、
落ちたことをバネに使っちゃってたわけですよね。
そういうことってさらなる苦しみを生むというか、
この負けたということと向き合って
受け入れて、スッと消してからやるべきことに、
僕はフタをしてたわけですよね。
多分だからどんなにグループがでかくなっても、
どんなに売れようが「負けた人」としての
自分と向き合ってないみたいな。ここをなくしてないから
だからさらなる苦しみを生んでるわけですね。
それを思い出せないとずっと残るんですよね。
だけど、瞑想してる時にたまたまそれがパッと出てきて『あ、俺悔しかったんだ。』
そして
『彼らに勝ちたかったんだ』
っていうのが出てきた時になんかもう目から鱗っていうか、
あ、瞑想ってこんななんか力があるんだみたいな。
で、それをただ観察するっていうことをするんですけど、観察したら
「あ、もうだって勝ち続ける必要ないし、別に勝ったも負けたもないよね」って
「あの時は負けたかもしれないけど、その後俺も頑張ったよね」っていう。
ただそれだけなんだって思えた瞬間に、
その悔しさがサッと消えたんですよね。
うん、だからそれはまさに目をつぶって向き合って、そして気づいて観察したっていうことだけで。気づくと消えるということに出会えて、本当にそれは幸せでしたね。
(み):もう本当に最近の出来事なん?
(ア):ほんと最近なんですよ。
24年かかったってことですね。(み):だからあっちゃんの今回のコンサートに来る方たちは、初めてあっちゃんが何かをこう負かしてやろうって気持ちじゃないフラットなエネルギーお客さんを楽しませたいって
(ア):そうなんです。
(み):初めてその状態でライブできると思うとだから今までの EXILEのライブと思うなよということですよね。完全なるおNEWのあっちゃんが今から行きます。
最初のオーディションに落選した悔しさを認めず、突き進んでいたため、のちのグループがいくら売れても虚無で、その後事件、事故が多発。
感情を誤魔化す
「から騒ぎ(後述)」を起こし続けていたのですね。
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「人のせい」は認めてないと一緒
「自分の「感情」に氣づいて認めてますか?」と言うと、
「わかってますよ💢認めていますよ!
旦那のせいで怒っているんです!」
と言われることがありますが(´Д`)」
でも、これは認めたことになりません。
旦那のせいで「怒らされている」ということなので
自分で「怒り」という「感情」を
「自分が使っている」と認めてません。
本当に認めるとは、
「私は今、怒っているんだな。」
と、自分の状態をそのまま認識することです。
相手が悪いかどうかはいったん横に置いて、
自分の内側で何が起きているかを見る。これだけでも、不思議なくらい「感情」の勢いは弱まります。
さらに、余裕ができたら
「私は『こうあるべき』という思い込みが強いんだな。」
と、その奥にある
思考パターンまで気づけるようになると、ベターです。
木に例えると、思考パターンは「感情」という葉っぱを生やす「幹」みたいなものなので
同じことで何度も苦しまなくなっていきます。
「感情」をごまかす「から騒ぎ」
人は本当の「感情」を認めたくないものです。
- 怒るのはダメなこと。
- 悲しい自分を認めたくない。
- 寂しい自分を見たくない。
- 怖がっている自分を受け入れたくない。
そんな時、脳は本当の「感情」をごまかそうとします。
この誤魔化すために、全く関係のない、
エセ感情
不調・痛み
事件・事故
などを捏造して起こすことを
「から騒ぎ」と呼んでいます。
※心理学用語ではありません。「然学」による造語です。
本来は、
▼
思考パターン(思い込み・価値観)
▼
「感情」
という流れでしたね。
そこに、
▼
ごまかし(「から騒ぎ」)
が加わるのです。
非常に厄介で、多くの人が無意識に実践しています。
「から騒ぎ」も いろいろあります。
以下、よくある、誤魔化すために使う「から騒ぎ」行為です。
- 病気・痛みを作る
- 治療を拒否する
- 不適切な行動・言動・クセ
- 価値観とズレた行動をする
- 違う感情を作り出す(エセ感情)
- 不幸を選択する。問題をつくる。
- 事件・事故をひきよせる
- ぐち・文句
- 邪魔がはいる・わざと忙しくする
- 他者の課題に口をつっこむ
- 平気なフリをする
などなど…心当たりありませんか?
別の感情の捏造
特に「エセ感情」は非常に多くの人がやっていて
例えば、
- 本当は夫から「承認がほしい」のに、
それを隠すために子供への「怒り」にすりかえたり、 - 本当は「自己嫌悪」なのに
それを認めたくなくて、世の中への「嫌悪感」にすりかえたり、 - 本当は親を「恨んでる」のに
それはダメなことと思い込んで、逆に気をつかったり、
感情も標的も
全然違うのです。

誤魔化すために、
なんかソレっぽい感情にすりかえます。
本人もそれが本当の感情だと思い込んでいるため、とても気づきにくいのです。筋反射テストでだせます。
問題の捏造
本心をかくすために文字通り騒ぎ・撹乱を起こします。
無意識に、事故をおこしたり、わざとミスをして問題を起こしたり、わざと予定をギュウギュウに入れて忙しくしたりと、他人の問題に口をはさんで無茶苦茶にしたり、
まさに
自作自演で
「ワー!キャー!」
どんちゃん騒ぎをして、
自分の感情と何がなんでも向き合おうとしないのです。
痛みの捏造
病院のハシゴ・ドクターショッピングなどは
「から騒ぎ」の典型です。
是が非でも自分の感情のせいにしたくないので、
外側に原因を探し回ります。
ずっと続いている慢性症状、どこで診てもらっても原因がわからない症状などは、から騒ぎで捏造しています。
自分でコネコネ作り出してるので、通常の外からの治療で治ることはありません。
感情を見る以外のことに狂信的に執着します。はたから見るとわかるのですが
- 食事の質や栄養にやたらこだわったり。
- 体を痛めているのにエクササイズに休まず通ったり。
- ストレス以外の不調の原因をネットで調べまくったり。
感情を認めない…「否認」と言う状態は、潜在意識では出したくて出したくてたまらないので、とてつもない強い痛み・症状となっていきます。
その苦しみも「感情を認めたら終わる」のに、人は
「死んでも認めたくない」感情があったりするのです。
闘病の末、今際の際でつぶやく言葉
「もっと自分らしく生きればよかった…。」が最も多いのもわかるきがします。
身体は正直
本当の感情を抑え込み続けると、身体にも負担がかかります。もちろん、身体の不調にはさまざまな原因があります。
しかし、感情を長く抑え込んでいる人ほど、身体が強く反応しています。
こうした「本人も気づいていない感情」は、自分だけで見つけるのは簡単ではありませんが、この機序があることを、まずは理解して下さい。
感情は、敵ではありません。
もし感情・病気・不調が何度も同じパターンで繰り返されるなら、
その原因は
目の前の出来事ではなく、
自分の中にある
「思い込み」や
「まだ認められていない感情」なのかもしれません。
そこに気づけた時、人は少しずつ心も身体も軽くなっていきます。
ゆめゆめ忘れませぬように。






