ストレスを感じた時・・・カラダで何が起こっているの?+その攻略法

 

ストレス で カラダ はどうなってるの?

【ストレスと体調】皆さん日常で切っても切れない関係を実感していると思います。

どんなことが、カラダで起こっているのか?

大前提として…

ストレス反応 とは 生き延びるための反応

人間がまだ、おサルさんだった時代・・・天敵の多い自然の中で生き延びるために、本能的に自分の命を守るため必死で過ごしていたことでしょう。 

その頃のストレスといえば、他の生物に襲われ、命を落とすことです。

ストレス反応とは、身の危険を感じた時、

命を懸けて闘うさっさと逃げる

そのためにカラダが勝手にスタンバイしてくれる反応です。

【闘争か逃走 反応】といいます。自律神経のお仕事です。(つまり勝手に起こる)

「!」その時、一瞬でカラダが備える

 

例えば、森を 歩いている時、クマ に遭遇した!

【闘争か逃走 反応】発動!

・心拍数、血圧を一瞬で上げる!  素早く動けるように。筋肉にたくさん血液を送るために。

・筋肉を緊張させる!  殴られたり、引っかかれても大丈夫なように筋肉を固めます。

・手の平、足の裏から汗をだす!  逃げる時、木をしっかり掴んだり、滑らないようにする。

・食べ物の消化機能をストップ!  闘争逃走に集中するため、消化とか そんな暇はありません。血液も筋肉にまわします。

・血糖値を上げる!  大きな力を出せるように、蓄積してた糖(エネルギー)を使える状態にして血液に流します。

・血液に粘りを作る!  もし、敵が毒を持っていて、噛まれた時、毒のまわりを遅くする。

・免疫をおとす!  もし、敵が毒をもっていて、噛まれた時、アナフィラキシーショックが出ないようにする。

どうですか?

闘争か逃走のために、即座に反応をします。生き延びるために進化の過程で身に着けた技です。

そして、敵が去ったら、また自律神経の働きで通常状態にもどります

この辺がミソになります。

ずっとこの状態だと生きていられないからです。上記の状態は現代一般的に良くないと言われる状態ですよね?

現代のストレスは…

現代のストレスの相手は、肉食獣ではなく、旦那さん奥さん、会社の上司など、苦手な人です。

脳は危険の区別はできませんから、苦手な人に遭遇すると、上記の天敵に遭遇した時と同じ反応をします。

苦手な人に会うと・・・自動的に【闘争か逃走 反応】発動!

動悸がして…

血圧が上がり…

筋肉はカチコチになり…

食べ物の消化が悪くなり…

血糖値が上がって…

血がドロドロに粘り…

免疫が落ちるから風邪をひく・・・

みたいなことになります。そりゃ体調崩しますよね。

すぐに振り子が戻ればいいのですが、家に帰ってもその苦手な人のことが頭から離れないので、ずっとこの状態になってます。朝になったらなったで、「またあの人と会わなきゃなんないんだなー」と考えるだけで、予期不安で また【闘争か逃走反応】がでます。

この状態が持続すればするほど、カラダは崩れていきます。自覚がない、あるいはストレスから目をそむけ続けている場合、強い慢性的な痛み、大病を患うこともあります。

ストレス②・・・トラウマ? ココロよりもカラダに焼きついている

一番簡単なのは 視点を変えること

ストレス状態の人は、「また危険な目にあう」というのを過度に恐れるあまり、「まわりに危険はないかな…?」と常に「嫌なこと」、「自分にとって都合の悪いこと をいつも探しています。

頭の検索ワード「嫌な事」になっています。

そうなると、当然、「嫌な事」しか目に入りませんよね?「嫌な事」だらけの日常です。自分で探して自分で体験しているのです。「ほら、やっぱりー!嫌な事あった!」と自作自演して苦しんでいます。

これは 【毛様体賦活系】もうようたいふかつけい という脳の機能です。

自分で決めた検索ワードの情報を自動的に集めます

今まで何とも思っていない相手でも、一度、嫌なところが気になると、「そういえば、ああいうところも嫌だ!」「ここも嫌だ!」とどんどん嫌いになることって…ありますよね。検索ワードが「この人の嫌なところになってます。
そろそろ新車が欲しいなーと思っていると、やたら、テレビのCMやチラシ、まわりの車に目がいきます。「こんなに車のCMってあったんだー」普段は全く気にしてなかったのに。検索ワードが「だからです。

 

この検索の仕方はクセみたいなものです。どこに焦点を当てるかで日常が全く変わります。
人生が変わるといってもいいくらいです。

子供に晩ご飯の時…

ママ
「今日、どんな 楽しいことあった?」

と、聞くようにすると

やまと君
「んー、給食おいしかった♬!それとね~…♪」

と、子供は普段から楽しいことを探す思考パターンになります。頭の検索ワードが「楽しいこと」になります。だから楽しい毎日になります。親としてこんなに嬉しいことはないですよね!?

逆に、心配性の親御さんは…

心配ママ
「今日、いじめられなかった?」
「お友達に嫌な事されなかった?」

と聞いてしまうと

やまと君
「んー(そんなないけど…ママに答えてあげたいからなー。んー…しいて言えば…)

やまと君
「○○クンにバカにされたー(ような気がする)」

子供は「嫌な事」「嫌な人」ばかりを探すクセがつきます。嫌な事だらけの毎日になります。それが当たり前になってしまうのです。

意識して 検索ワード を変える

どんな嫌な日常だとしても、必ず、これは本当に 必ず です!良かったこと』『感謝すべきこと』があります。

試練の中には必ず支援もあります。

仕事がつまらない
→ でも、趣味がとても楽しい♬

嫌な同僚がいる…
→ でも、味方になる同僚がいる♬

母親が冷たかった
でも、お婆ちゃんは優しくしてくれた♬

お金がない…
→ でも、楽しい家族がいる♬

 

検索ワードを『良かったこと』『感謝すべきこと』に変えるんです

これは、意識して行わなければならないので、練習が必要です。『良かったこと』『感謝すべきこと』は当たり前になってしまっていて、あるのに●●●● 見えていない ことがほとんどです。

〇んまサン
生きているだけで丸儲け♪

こんな風な視点で生きていると、とっても楽しそうじゃないですか?このお方なんて特に…(´w`)コレが娘さんの「イマルさん」の名前の由来だそうで…深いですね!

「そうか、自分も捨てたもんじゃないなー♪」となりますよ。

 


やまとでは
『トータルケアコース』で、なかなか一人では認識できていないストレスを、『筋反射テスト』や『体のかたさ』で確認していきます。条件反射のように身体が反応しますので、(苦手な人を思い出しただけで身体がカタくなる など)そこを、まずは解除します。