快便🟰健康

※コチラのブログの学説・メカニズムは、まだエビデンスが完璧に証明されていないもの、私見も含んでいます。あくまで参考までにして下さい。

排便を考える

うんちが気持ちよく出ない

8割がたの人がなんかしら悩んでます。年齢がいくほど、不調が強まる傾向にあります。60歳〜から急激に増えてますよね。
腹圧をかける筋肉、お尻を締める筋肉(骨盤底筋など)の衰えが大きいかなって感じですね。

便秘で感じる不快感

  • 腰の重さ
  • 肩甲間部(背中)の刺すような痛み
  • 足のだるさ、強いむくみ
  • 膝、股関節の痛み
  • 足のシビレ感、お尻ペタの違和感、尾骨の違和感
  • かかと、足裏の痛み
  • 頭痛、頭がモヤモヤして重い
  • 手のダルさ
  • 痛みを感じやすくなる

【便秘の改善なくして、健康なし】です。

便秘は、

【お腹の中に、半分腐った食べ物を、40度(体内温)の炎天下に放置する

のと同じなのです。
想像しただけで何かヤバそうですよね😵
お腹の中で腐って、
ガスや毒素の発生源
になります。

その毒素は、体液に混じるので…

神経が過敏になり、痛みを感じやすくなり…

◉汚れた血が、足に溜まって、シビレや足裏周りの痛み…

◉頭に入れば、重た〜い、頭痛となります。

意外な症状一覧 ④【大腸】

便ができるまでの時間

参考までに、食べ物を、口にしてから、便になるまでの時間を理解しましょう。
変なウンチが出た時に、いつ頃食べたものの影響か?把握しやすくなります。

口に入ってから、便になるまで、最短で30時間。今朝に出たものは、1.5〜2日前のものということです。(※食事内容により、早まることもあります。

食事をすると、ウンチしたくなるのは、「胃・大腸反射」という、身体の反射が備わっているためで、
胃に物が入ると、同時に大腸も動きだすのです。

収支を合わせるために、入ってきたら、出すということを自動でやってくれてます。
自動なので、これも自律神経のおかげです。つまり
ストレスで自律神経が乱れると、この反射もうまく機能しなくなります

直腸の構造

直腸には、排便タイミングをコントロールできるように、直腸というホースを絞るようなバンドが引っかかっています。恥骨直腸筋といいます。
いや〜良くできてますよね✨

このバンド(恥骨直腸筋)が、
縮んでいると排便を抑えることができ、
伸びると直腸が解放されて、便がスルッと出やすくなります。

これも、自律神経が関与しますが、
『排便の姿勢』で、ある程度コントロールできます。

普通に座るより、『前傾姿勢』になればなるほど、バンドが緩みやすくなります

和式姿勢に近づけるための台なんかも、売ってますね。
そこまでしなくても、
排便姿勢として、
思いっきり前屈み
になることで、出やすくなります。

自律神経と排便

肛門(お尻の穴)を閉じる筋肉
は主に2つ

肛門括約筋
→自分の意思でコントロールできる。

肛門括約筋
→自分でコントロール不可(自律神経がコントロール)

直腸に便がくると、

脳に『便がきたよ』と刺激がいきます

⇨すると「便意」を感じ

自律神経
 肛門の内側の筋肉
(内肛門括約筋)を緩ませます。
    ※自動的に

この反応を狂わすのが、
便を我慢する行為です。

「便がきたよ」って脳に知らせてるのに無視を繰り返してると
「言っても無駄だな」と判断され肛門括約筋を緩ませることを
あきらめるようになります

言うこと聞かなくなるのです。
人間と同じですね…(´Д`)」

ストレスがあると、この反応があやふやになります。

基本的な予防

◉内臓リフト…
大腸が
下がってしまうと、くだ を潰してしまうことになります。
通り道を作らないと、
食事療法やお薬も効きません

基本のになります。

◉呼吸の練習…
お腹を締める腹圧、骨盤底筋のコントロールの練習になります。

『呼吸』すればするほど元氣!元氣常中!

女性必見!縁の下の力持ち『骨盤底筋』

 

◉食事…
気持ちいい排便反応を促すには、便の量を増やす・適度に柔らかくする が大事です。食物繊維が大事ですね。腸に良い食べもの《腸内環境の改善》に関してはコチラをご覧下さい▼

『花粉症』②…免疫の暴走を止めるのは…やっぱり自分しかいない!

ウイルスの『株』とは?…何それ?…食えんのか⁈

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◉ストレスのコントロール…
先の不安
を抱えてると、大腸に不調が出る傾向があります。
『不安の9割は自分の妄想』というのを覚えておきましょう。
そして、もし万が一その不安が現実化したなら、
『自分に できることは何かな?』という問いを自分にするようにします。(問いを立てるだけでもオッケーです。問いかけるだけで、脳はちゃんと解決策を探しはじめます。)

排便パターン

※一つの例です。全ての人に当てはまるとは限りません。試してみて、具合をみて下さい。

① 朝、起き抜けに、白湯をコップ1杯(200mlくらい)、ひとつまみ『お塩』をまぜて、早めに飲む。※お塩は天日干しのもの。

【良い塩】が身体を守ってくれる!塩選びが大切

② そして『内臓呼吸』

飲んだあと、または朝食後に便意がきたら…

トイレに座り、前傾姿勢

足の間は開き気味、で前傾姿勢をとる。

④そして『内臓呼吸』

⑤ 便がおりてきて、
『出そうだな〜』…のところで、
一旦、出さずにこらえます

グッと締めて『内臓呼吸』

で、また『出そうだな〜』

となったら、また こらえます

で、『内臓呼吸』

こんな感じで、
すぐに出そうとせず、焦らします

こうすることで、オニギリをにぎって形づくるように、
便を ある程度 ひとかたまり にします
最小限のイキミでだせますし、残便を減らせるかなと思います。