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延髄(えんずい)?

延髄とは?
延髄 は「脳幹」の一部で、脳と脊髄を結ぶ部分のことです。
アントニオ猪木の必殺技「延髄斬り」をヒットさせる部分。
後頭部と首の間あたりにあります。

人間の脳とは、お魚からお猿さん、そして人間まで進化の過程で 3段階 に「増築」していった脳です。 人間は「大脳」が進化したおかげで、クリエイティビティを発揮でき、どんどん便利な世の中になっています。 ただ、やはり人間も動物。 延髄を含む「脳幹」と呼ばれる部分は、最も古い脳です。 「食う」「寝る」「生殖する」の基本的な生命活動のために働きます。 爬虫類脳とも言われます。(だから爬虫類は感情がありません。) 「辺縁系」ができると感情というものが生まれます。
脳幹 ▶︎ 辺縁系 ▶︎ 大脳 と増築。
基本的な生命活動=【自律神経】は
「脳幹」といわれは原始的な脳の部分が担っています。

ワンちゃんネコちゃんなど哺乳類は喜怒哀楽がありますよね。
ただ、大脳はちっちゃいので、クリエイティブなこと(何かを作り出したり、工夫するなど)はできない感じです。
なのでペットのワンちゃんネコちゃんは飼い主さんに超依存となり
ひたすら飼い主さんに好かれる事のみ考えています。
( ※ 遠隔で診させてもらうと、ストレスのほとんどが「飼い主さんのご機嫌」か「病院」となっています。)
繰り返しになりますが
この 延 髄 は生命活動の基本を司っています。
- 心拍の調整
- 血圧の調整
- 呼吸の調整
- 体温の調整
延 髄 は身体の自律神経系における中心的な役割となっています。
無意識に呼吸したり心臓を動かしてくれたり、は 延 髄 のおかげといえます。
また「危険物を吐き出す」系の
反射を起こす場所でもあります。
- 咳(せき)反射
- 嘔吐 反射
などの重要な反射活動も制御しています。
といったように、 延 髄 は
オートで生きさせてくれる
非常にありがたい部分です。
が、
この 延 髄 が不調をきたすことがあると、
文字通りカラダが大パニックとなります。
自律神経の中枢= 延 髄 の不調は、
まさに生命活動の不調に直結します。
オート機能が暴走するのですから、
自力では立ち直れない不調となりがちです。
暴れ馬に乗せられてるようなもので、
カラダが言う事をきかないといった状態になります。
延髄が障害される理由は?
延 髄 は
頭蓋骨の膨張により
圧迫されます。
頭蓋骨の膨張は、
ストレス
内臓のカタさ
呼吸の浅さ
により起こります
不調には
必ず脳圧が関係しています。
頭が膨張しているのです。
頭が膨張する膨張している状態というのは
頭蓋骨の横幅が大きくなり
上下の長さは小さくなります。
丸いものが上から潰されたような感じになります。
側頭骨(耳がついてる骨)がチューリップのように左右に開きます。
その間にある後頭骨は左右から潰されるかたちになります。

後頭骨の真ん中に大きな穴があり(下写真の赤い穴)
この穴から 脳〜脊髄神経 がお尻まで伸びています。
この穴の出口付近が「延髄」です。
下写真の赤いのが「延髄」。

頭が膨張すると、
この後頭骨の穴を通る
「延髄」を圧迫することになります。
頭蓋骨の膨張
▶︎後頭骨の「延 髄が出てる穴」が狭まる
▶︎「延 髄」が圧迫される
あらゆる不調がでることになります。

頭蓋骨というのは
「実はシリコンのゴムのように柔らかい」
ということを知らないとイメージしにくいかもしれません。
コチコチの硬い骨ではなく、グニャグニャなのです。内側からの液体の圧迫でパンっと張っています。

好発する不調
あるあるな症状を記します。
一般的に
「これはどうしようもないな」
と考えている症状も、延髄の圧迫という概念でアプローチ幅を増やすと解決に近づきます。

高血圧
延 髄 の 心拍中枢を圧迫することで、血圧や心拍を乱します。
ほとんどの
高血圧と言われる人の要因はコレです。
何百人も診てきて、断言できます。
(機序としては、感情ストレス→内臓機能低下→頭蓋骨の膨張→延髄の圧迫 )
そもそも、病院の「130からが高血圧」というのが詐欺です。
…(´Д`)」この辺を語り出すと熱くなってしまいますので
▶︎コチラの記事をご覧下さい。
年齢+90で、ほぼほぼ大丈夫です。
血圧が低いから血管中の血栓を飛ばせなくなり「脳梗塞」が多いのです。
下げすぎたらダメです。
止まらない咳
これも 延 髄 の 咳中枢 を刺激するためにおこります。
ここの圧迫があるうちは、何をやっても止まらなかったりします。
(※最終的に病院が出す、強い咳止め薬だと一時的に止まります。が、声も出なくなります。ご注意下さい)
頭痛による吐き気
強い頭痛などの時、吐き気がするのは、この 延 髄 の 嘔吐中枢を刺激してしまうためです。
偏頭痛時、緊張性頭痛、どちらにしても頭は膨張しています。
治療としては、何はともあれ「頭を小さくする」のが初手となります。
高齢者の嚥下障害
不動が多い方や寝たきりのご高齢の方…
だんだん飲み込みが悪くなりますよね。
最終的に点滴や胃ろうになってしまいます。
家族としても見ていて非常に辛いものがあります。
寝たきりだと臓器の運動も低下し、
頭蓋骨膨張となります。
特に仰向け寝の時間が長い傾向にありますので、コレも呼吸の浅さから頭蓋骨膨張となります。
入院 ▶︎ 嚥下障害も 延 髄 圧迫が関連します。
誤飲性肺炎や嚥下障害は筋力低下と延髄圧迫です。
寝たきりの方々にとって、
口からのお食事が 最期の砦 になります。
病院のシステムにより仕方ないところもあり非常にもどかしいところです。
入院中のご家族をお持ちの方々におかれましては【遠隔調整】をおすすめしています。
なかなか改善とまではいかないケースが多いですが定期的にすることで少しでも楽になるかと思います。
いつもどおり 内臓もみ ▶︎ 呼 吸 ▶︎ 頭を小さく
などなど、実はもっと多彩な症状があるのですが、、
逆にいうと、頭蓋骨膨張を減らせば、
いろんな症状を緩和または消失させられる可能性があります。
対処はいつもどおりになりますが
コチラからご覧ください
普段から「頭蓋骨の大きさ」というものを氣にしてみて下さい。
- 要所要所で大きさをチェックする
- 内臓マッサージで柔らかくする
- 深い内臓呼吸
- ストレスにはマインドフルネス、
自覚できないストレスは施術にて解放。
息を吐きながらの『頭蓋骨リフト』が即効することが多いですので、クセにして下さい。









病院では、この概念は
全くありません
不思議なもので頭蓋骨が動くということすら知りません。なので「お薬中心の対処」となっています。