※コチラのブログの学説・メカニズムは、まだエビデンスが完璧に証明されていないもの、私見も含んでいます。あくまで参考までにして下さい。簡潔に説明するため厳密ではない表現・ニュアンスも含んでいますので、ご了承下さい。全て自己責任で行なって下さい。
目 次 【 押すと ジャンプ します 】
国民 総「栄養失調」?
前に述べました、健康を保つ3要素。
やっとシリーズ化しましたので、順次ご紹介させていただきたいと思います。
施術させていただく中で、この数年、特に【栄養】の偏りが加速しているのを実感します。
この飽食の時代において、ほとんどの方が「栄養失調」なのです。
カロリーだけは、タップリと摂れていながら、その実、
カラダを動かしたり作ったり、
治したりする「栄養素」は
ほとんど入っていない不足している、という状態です。
やたら、
- 「高血圧」診断
- 「脂質異常症」診断(コレステロール値など)
- 「ガン」診断
される方が増えています。
これら発症の要因には、
8割がた、ストレスが絡むのですが、
(あとワクチンの影響も考えられます)
それを除けば、生活習慣(栄養の適正化)で、ほぼほぼ 防げる理屈です。
飽食の落とし穴
具体的に、不調を訴える現代人は… 「タンパク質」不足⇩
「ビタミン」不足⇩
「ミネラル」不足⇩
という状態です
脂肪・糖質・たんぱく質のように、エネルギーになるものではありません。ですが、それがないと
体という“機械”がスムーズに働きません。
いわば“潤滑油”のような働きをしているのです。
ほとんどのビタミンは体の中ではつくれないので、外から摂取しなければなりません。
違いはビタミンは生物(植物など)がつくり出した有機物であるのに対し、ミネラルは無機物(鉱物)という点です。
なので、ますます良くするには 糖質制限⇩ タンパク質増量⇧
この逆
ビタミン増量⇧
ミネラル増量⇧
あと、脂質も増量⇧
※「分子栄養学・藤川理論」参考にしています。
この『脂肪をたくさん食べる』もポイントになります。
「え〜ウソ〜(´Д`)」ってなりますが、
昔の常識は今の非常識。順次お伝えしますね。
▲権威ある世界最大の英文週刊ニュース誌「TIME」の表紙にも
『Eat Butter (バターを食べろ!)』
の文字。
動物性脂質の重要性が説かれています。
「脂質制限の概念は間違いだった」と特集されています。
残念ながら、日本では今だに
「脂質を控えろ教」のお医者さんが多数存在しています。
実戦の栄養学
施術において、ストレスの解放、マッサージなどで、内臓、筋肉の循環力、自律神経の調整を行いますが、
ますます、良い状態を持続させるには、
安定した
エネルギーの自給(良い食事)が不可欠です。
ますますの体調の安定化のためには、
各々で正しい食事・知識が大切になります。
そこで、改めて『分子栄養学』を見直し、最新の知見を取り入れ、カラダで試して、データをとりました。
現状で、
- 最も効率が良く、
- コスパ良く、
- 続けられそうなもの
で、私的に最善と思われる
『食事+栄養補給(サプリメント)』
のパターンを順次ご案内していきたいと思います。
残念ながらほぼ不可能。
言い切っていいです。
(肥えた土地で自給自足できている人はOK)
サプリメントを利用することが必須になります。
栄養は、まず知識ありき
サプリメントも取り入れる「順番」が大事だったりしますし、
栄養素の吸収量などは、個人差があります。
10年前とは真逆の健康常識など多々あります。
一般の人でも、
知識が必要です。
学校の授業で取り入れて良いくらいですよね。
糖質・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルの正しい知識を持つと生きるのが楽です。
家族を守ることもできます。
ただ、栄養の知識・実践に関しては
中途半端
が一番良くない結果を生みます。
- 自分を知り、本氣で改善したい、
- 人任せではなくしっかり、自分で知識を持つ
- 近道ばかりしようとしない
- うまくいかない時は仮説検証をちゃんとする
ココをあやふやにして実行しても
結果もあやふやで、
結局は何も変わりません。
「やってるのに、変わらない」
と、文句しか出なくなります。
『筋反射検査』と栄養過不足チェックはとても相性がいいです。 少しか無駄が省けると思いますので、
『筋反射検査』で
「今はこのビタミンが足りない」
「今は脂肪を増やすべき」など
逐一チェックが可能です。
真剣に取り組みたい方は是非ご相談下さい。
栄養を知ることで、ますます自分のカラダの凄さや神秘に気づけるかと思います。
身体の変化を知ることで
「自分で身体をコントロールできる感」
が身につき、心身の一体を味わえます。
もちろん、
ダイエット(適正体重)や、
お肌のハリなど美容にもつながります。
栄養を整えるだけでも
元氣度&年齢の
マイナス10才は
フツーに可能
と思われます。
健康と美容はイコールなのです。
【栄養】変革で得られる4大メリット
❶ 元氣で疲れにくい
❷ストレスに強くなる
❸ 現代病と呼ばれるものの軽快・改善
❹ ダイエット・老化予防・若返る、美しくなる
❶ 元氣で疲れにくくなる
カラダが食べ物からエネルギーを作るのには、体内でいろんな化学反応が起きています。
人間は食物から【A T P 】という燃料を作ります。
この燃料を作る工場が細胞内にある
【ミトコンドリア】というものです。
【ミトコンドリア】の量が多く、質が良いと、
たくさんの燃料を作り出すことができます。
【ミトコンドリア】はタンパク質でできています。
そして、
【ミトコンドリア】は
糖質が多いと破壊されていきます。
ということが必要になります。
ミトコンドリア工場を景気良くするのが【ビタミン】【ミネラル】
食事を口にしてからそれが燃料になるまで…それを円滑に行うために、
ここで
【ビタミン】【ミネラル】
などの栄養素が必要となります。
つまり、
【ビタミン】【ミネラル】が必要量ないと、
いくら食べても、
燃料として使えないのです。
排出するか「溜め込む」ことになります。
ついてる脂肪が減らない…(‘w’)
いっぱいカラダに脂肪があるのに、
なんでその脂肪を燃料にできないか?
糖質を摂ってると
そっちが優先して使われますし、
ついてる脂肪を使うには、
脂肪を溶かして血液内に流す必要があるのですが、それも、【ビタミン】の役割になります。
ビタミン不足だと、脂肪は利用できません。
つまり、
【ミトコンドリア】が元氣で、
【ビタミン】【ミネラル】が充分にあれば
脂肪から大量のエネルギーを作り出すことができます。
脂肪は減るわ、元氣になるわ
で良い循環に入ります。
逆に、動物は燃料が足りないと、
何でもいいから補給したくなります。
つまり、
食欲(糖質欲求)は止まらなくなります。
❷ 栄養状態が悪いと、感情もブレる
当院ではカラダの不調の8割がたは自律神経の乱れから始まる(つまりストレス)を標榜しています。
それを踏まえた上で、昨今のこの「栄養失調」のせいで、
- ますますストレスに耐えられない、
- ますますイライラや不安を惹起する、
体になってしまっています。
栄養状態が悪いことで、感情のブレかたも大きくなります。
今の食生活では食べ物から、カラダを運営する「エネルギー(ATP)」を作ることが困難になっています。
エネルギーが不足すると、脳が適切に働かなくなり、「生きる」本能を脅かされ、
訳もなくイライラする、不安 になる、
など、今あるストレスを倍増させることになります。
心の安定・幸せを感じる脳内ホルモン
「セロトニン」「オキシトシン」なども
タンパク質が原料です。
糖質で壊され、タンパク質不足で作れない
という悪循環にハマります。
幸せを逃してますよ(‘w’)
子供の反抗期も栄養状態による⁈
幼児を見ていると良くわかりますが、子供が駄々をこねる時、体調を崩す時、というのは、ほぼほぼ「水分不足」か「エネルギー不足」(それと「親の感情の乱れ」)の時です。
「単なる栄養不足のためだった」という説が有力です。
成長期は、タンパク質や他の栄養素を大量に使います。
(特に女の子は月経も始まり極度の鉄分不足になります。うつに発展しやすいです)この時期は、意識しなければ簡単に栄養不足の状態になります。
冷静な判断が難しくなり、落ち着きがなくなります。
タンパク質と鉄分がしっかり入っている子は、「反抗期」とは無縁で精神的に安定しているようです。
最近やたら増えた、発達障害とされてしまうグレーゾーンの子供たちも
おそらくストレスと栄養が関係しているだけです。
簡単に「脳の病気」にしてしまうのは、ちょっと…って感じですね。
❸ がん、心疾患、糖尿病、認知症…右肩上がり
要因は「糖質 食べ過ぎ+栄養不足」
がん、心疾患、糖尿病、認知症…
これだけ医療が進んでいながら、
なぜ、これらの病気は増えているのでしょうか?
治療薬や外科手術が、いくら発達していっても、「なぜ、そうなるか?」を野放しにしているから、減るはずもありません。
モグラ叩きしてるだけです。
これから、超高齢化社会ということもあり、
2人に1人は、上記の病気を患うとも言われています。
よくスーパーのイートインコーナーで、
老夫婦が、
甘いパンとかカップ麺で昼食をすませたりしているのよくみかけます。
朝は 漬物と白米、
昼にうどんやパン、
夜にお酒を飲んで、
間食に甘いもの…
後述しますが…
糖質類(ゴハン、パン、麺類、粉物など)の
摂り過ぎが、
病気を発生・悪化させ、
タンパク質(肉類、卵、乳製品など)の
不足のせいで、
カラダの修繕を行えないので、
病気から回復できない
このサイクルでは、右肩下がりで劣化がすすみます。
良くなるキーポイントがひとつもないのです。
糖質は、がん細胞の大好物。血管の壁もザクザクと傷つけていきます。そしてタンパク質不足で、それらを修復できません。
荒れ果てた廃墟のように、身体はガラガラと崩れていきます。
❹ 若返る!マイナス10才〜は確定
老化の大きな要因に、
- 余った糖質による「糖化 」と呼ばれる現象
- 活性酸素による「酸化 」と呼ばれる現象
があります。
いつの間にか蝕まれている「 糖化 」
糖質がタンパク質と合体して、コゲを作る現象です。
糖質が多いと身体中で起こっています。
タンパク質=カラダの素材です。それがコゲついていくのです。何でもかんでもコゲます。
わかりやすいのが、肌のハリや弾力を作るコラーゲンです。
コラーゲンタンパク質が糖質と合体してコゲついていきます。
シワ、たるみ、透明感が無くなる などはこれが原因です。
糖質を減らし+タンパク質を増やす。
この食生活を始めると、すぐわかるのが
「肌の弾力がでた」
「化粧乗りが良くなった」
「髪質が良くなった」などです。
不調の相乗効果「 酸化 」
それと、
ビタミンが美容に不可欠なのは、何となくイメージできますよね?
巷で、【 抗酸化物質 】と言われるもので
ビタミンC、A、E などが有名なところです。
活性酸素 による「 酸 化 」(カラダのサビつき)を防ぎます。
なので、消していく作業が大切になります。
一般的にこの辺の【 抗酸化物質 】を軽く見ている傾向があります。
「あったほうが良いよね〜」というレベルの話ではなく、
若さと元氣を保つには「絶対に必要」なのです。
「糖化」と「酸化」は仲良しでお互いを助け合い(?)相乗効果で
体のコゲ・サビをますます増やします。
スーパーマリオのスターを取った時のように、倍速でバンバン体を破壊していきます。
基本栄養素の充足はエネルギー生産にも不可欠ですが、
老化のスピードが緩やかになります。
年齢がいけばいくほど格差が開きます。早めの習慣化が大切かと思います。
充分に体に満ち足りていることが条件になりますので、
大量摂取が必要になります。
やはり食事だけでは、どう足掻いても難しく、サプリメントの力をかりるのが早道です。
自分の身体に、栄養革命を起こそう♩
不要なものを減らして、基本の栄養素をしっかり摂ることで、
カラダは驚くほど変わります。
そして、巷に溢れる「良い」とされる健康常識も、最近の研究では全く逆のものも多々あります。
「紅〇麹」サプリが効くとか
「核酸」がいいとか、
「黄◯潤」がいいとか、
こういう
特殊で、近道しようとする
サプリメントは
効果が うつろい気味 です(‘w’)
ですが、
生体が必要とする
「タンパク質・脂質、ビタミンやミネラル」などの
効果を裏切りません。
「「黄◯潤」は、私には効かないや」
という人がいたとしても、
「 ビタミンC 」は、私には効かないわ」
という人はいません。
体に必須なものだからです。
もう一度言いますが
基本の栄養素は
効果を裏切りません。
そこら辺の、効果的な摂り方の一端を、以降ご紹介させていただきますね。
次回、【糖質の厄介な問題】そして【脂質の重要性】をお伝えさせていただきます。