※コチラのブログの学説・メカニズムは、まだエビデンスが完璧に証明されていないもの、私見も含んでいます。あくまで参考までにして下さい。簡潔に説明するため厳密ではない表現・ニュアンスも含んでいますので、ご了承下さい。自己責任で行って下さい。
目 次 【 押すと ジャンプ します 】
伸びをすると『気持ちいい〜』の正体
体の部品は【 膜 】に包まれています。
内臓や筋肉、骨など…
部品を包んだ【 膜 】と【 膜 】はくっつかないように、
水分が入り込んでいて
滑り合う ようになっています。
『伸び』をしたり、ストレッチすると、気持ちがいいのは、
この【 膜 】同士の
くっつきが剥がれる または
膜間に水分が入り込む(膜同士の滑りが良くなる)
この時
『ぅあ〜〜…気持ちいいなぁ』
となります。
そして【 膜 】と【 膜 】のその隙間を太めの血管や神経がある程度自由に走っています。隙間が開くことで、この血管や神経も動きが楽になります。
肩甲骨、くっついてませんか?
【膜】同士がくっつきやすいのは
などですね。
『肩甲骨 』はこれらに該当します。肩甲骨と胸郭(胴体部分)は接触面が広いですよね。
そして、肩甲骨は腕を大きく動かさないと、 目立った動きはしません。(腕を天井まで上げると回転しながら前方にすべってくる)
スマホやパソコンをちまちまやってると、肩甲骨は固定状態になりますので、
【 膜 】同士の水分は抜けていき、
次第にくっつき(癒着)はじめます。
自分で剥がす
エクササイズで、肩甲骨と胴体の【 膜 】同士の隙間を作りましょう。
肩甲骨をフリーにすると、インナーマッスルの働きが活性化するので、
肩口や首すじのコリ感も和らぎます。
肩甲骨には、首とつながった筋肉がいっぱいありますね?
肩甲骨が引っ付いて固定されてしまうと、肩甲骨に首スジの筋肉が引っ張られている状態 になるのです。この場合、首スジを揉むより、 引っ張りを解放してあげた方が筋肉は柔らかくなります。
※筋肉は、縮んで固くなった状態より、
引っ張られて伸ばされて耐えている状態
のほうが、強く、痛み・コリを感じます 。
では、エクササイズですね。
【初級】【上級】お試し下さい。
初級編
1 前方に手をグーと伸ばします。
2 肩甲骨と胴体の隙間に四指を軽く突っ込みます。
3 四指はそのまま固定して、腕を前からゆっくり上げます。(上がるとこまで)
4 上記を繰り返す。
四指を上下にずらして、腕を上げます。数箇所、数回繰り返します。
腕は2〜3秒かけてゆっくり上げていって、少し抵抗があるところまで。
やったあとは、血液がドッと通りますので、
指先にむくみ感を感じることがあります。
愛護的に自己責任で行なって下さい。
上級編
1 まず「肩甲骨」を浮き立たせます。
❶腕を前にグーっと伸ばします。
やや、内側・下方向に。
ワキあたりにチカラが入っているはずです。
❷ワキにチカラを入れたまま、
腕ごと後ろに引きます。
すると、肩甲骨の内側がガバッと浮いてきます。
2 その浮いた肩甲骨の隙間に、逆の手の四指を突っ込みます。
突っ込んで肩甲骨の方を動かすと隙間がどんどん開きます。
そのあと腕を動かすと、 軽く、しかも大きく動くのを実感できます。
手が長くなった感じがします。
と、文章では簡単に書いてますが、
一般の人は結構難しいです。
そもそも、後ろに手が回らない方も多いと思いますので、無理せずできる範囲で精進して下さい。
あっ、先に【おなかのマッサージ】してからやって下さいね( °ω° )👍数段階、緊張とれますので、それからエクササイズして下さい。
◎ あまり動いてないところ
◎ 接触面が広いところ