頭の中がいつも忙しい!【自動思考】からの脱却

あなたを苦しめる『自動思考』

  • 不安感、憂うつ感、イライラ
  • 頭がゴチャゴチャする
  • 何か足りない、感がある
  • がんばっているのに空回りしてしまう

などなど・・・・・。

勝手に浮かんできて、離れられなくなる思考。
いったいなぜでしょうか?

その原因は、脳の使い方にあります。

現代人の頭の中は、いつも思考でいっぱいです。
今考えなくていいことも、
勝手に脳が問題を引っ張り出してきて思考がはじまります。

これは「自動」で「反応」してしまってるので、理屈がないので、意思力ではどうにもならなかったりします

この勝手にわいてくる思考を

自動思考じどうしこう 」とします。
「ネドじゅん」さんの書籍を参考としています。専門用語のものとはちょっと違います。)

やまと推薦図書▼ 学校に置くべき( °ω° )

『脳』の使い方

『脳』には右脳と左脳がありますよね。

一般的に、左脳が論理的・右脳が感覚的

こんな感じで右脳左脳はそれぞれ性格・特徴が相当違います。

現代人はほとんどの人が左脳に偏っています。

自動思考は 左脳 が起こします。

「奇跡の脳」の著者、脳科学者ジルボルトテイラー博士。
自身が脳卒中で左脳が機能停止した時…
あらゆる悩みが消えて、
究極の安らぎが訪れた
そうな。

「左脳が苦しみを生み
右脳が安らぎを生む」

だそうです。

左脳さん

左脳は【二元性の脳】
つまりなんでも二つに分けます。

  • 快か 不快か 
  • 良い 悪い
  • 勝ち 負け
  • 得する 損する
  • 正しい 間違ってる
  • 私が正しい あなたが間違ってる
  • 痛いのは誰かのせい 私は被害者!

などなど

このような二元性のせいで人は苦しみます。

いっつも肩のココが痛い」

「毎日、ほとんど寝れません」

「腰の痛みさえなくなれば」

など、やたら症状にこだわる方は、
ほぼこの左脳の自動思考によって症状を「作って」います
脳で「作って」いるので、その症状部分には問題がないのです。
このケースでは、病院いこうがお薬飲もうが治りようがないのです。
非常に多くの症状が当てはまります
左脳の通電を止める、右脳優位にするエクササイズが必須になります。

『筋反射テスト』でわかります。

それと、
左脳は賢すぎて、詳しく未来を想像します。
実際には起きていない危険も、予測して勝手に不安が起こります。
実際に起きてない段階なので解消できないのです。
いつまでもダラダラ悶々と残ってしまいます。
不安が不安を呼びます。

想像なので、
無限に発生、無限に大きく
なります。

お猿さんでもネズミでもトカゲでも「恐怖」は感じますが、「不安」は感じません。
(ペットは感じるようになるようです。)
人間だけです。こんなことで悩んでるのは。
これが、サザエさん症候群的な、慢性ストレスの要因になります。

その状態が、生きづらさを生み出します

なので、
左脳の考えすぎを止める必要があります。

左脳が優位に働いている時は、にばかり意識があり、
体感覚に意識が全く回っていないのです。
この時は、右脳機能はフリーズしています。

右脳さん

右脳は感覚脳です。

右脳優位で生きていると、二元性から解放されている状態なので、悩みを悩みと捉えられません。
視野が広く、俯瞰してみることができます。
「過去」や「未来」に思考が飛びません。
「今ここ」という状態です。
まさにレベル0。
幸せ状態になります。
赤ちゃんや子供のように自分の好きなこと、興味あることなどに意識のフォーカスが向くので、これも幸せとなります。

よく言われる
「好きなことを仕事にして稼ぐ」は、
右脳優位である必要があります。

右脳優位で好きなことに没頭してる状態自分を最大限に活かすことになります。
そうなると頑張りなど必要なく自動的に価値を生み出すことになり仕事が成り立つことになります。
左脳的に給与や名声、などで仕事を選んでも、モチベーションは続かないのです。

モチベを無理やり上げて仕事して、
次にくる休みだけを頼りに生きるのは非常に辛いですよね。

左脳の縛りから解放されて
右脳を活性して自分の得意な仕事で生きていけたら
ってい思いますよね。

「自分の好きな事ばっかりやってて、そんなんで食っていけるか!」

そんなの理想で妄想だ。
そういう時代でした。

しかし不思議なもので、

左脳優位が極まってきたことで
これからは逆に

それを理想で妄想だと判断しない時代になりつつあります。

右脳は体感覚と繋がりが強いので、

体に意識を向けるクセをつけると
自動的に右脳が優位になってきます。

※ 普段しっかり体を動かしている人はやっぱり右脳度が高いです。

体感覚を取り戻す!おすすめワーク

エレベーター呼吸

これは著者にある秀逸なイメージ呼吸法です。万人向け。詳しく書籍をお読み下さい。本は院内にもあります。レンタルしてます。

自律訓練法

これも定番です。思考を止める練習にもってこい。ググるとたくさん出てきますので各自参考にして下さい。手に『氣』を溜める練習にもなります。この手で内臓揉みするとベターです。

 

やり方

※本格的なものは、もっといろんな手順がありますが、「思考を止める」ならば、以下のフェーズだけで充分です。

①ゆったり仰向けで横になって、最初は「右手」(利き手)に意識を向けて、右手の重さをただ感じるようにしましょう。同時に、心のなかで「右手が重たい」と唱えます。

②次に「左手が~」「右足が~」「左足が~」と順番に行っていきます。「両手が重たい」「両足が重たい」とやってもかまいません。

この「〜重たい」の部分を「〜温かい」に変えてやるのもオッケー。しっくりする方でやってみて下さい。

肩や腕の余分な緊張が抜けて、からだの微妙な感覚を意識できるぐらいリラックスすると、自然と右手の重さを感じられます。

初めての人にはちょっと難しいかもしれません。ただ、この感覚は手から『氣』を出す感覚を養えますので、自分はもちろん人を治療する際にも使えます。要練習ですね。

食事に集中

  • 噛みごこち
  • 飲み込む感覚

しっかり味わいます。みなさん適当に食べ過ぎです。

かつて、お釈迦さまは食事に関して
「黙って食え」といいましたが、これは仏教用語で「止観」です。
文字通り食事を観ることで思考を止められます

そもそも食事とは、他の命をいただいてるということです。「いただきます」という言葉は、正確には
「お命いただきます」ということです。(野菜も生きてます。)

テレビやスマホを見ながらや、愚痴やモヤモヤしながら食事をしてたら
失礼です
よね。

集中して食べていないのは
食べていない(氣をもらっていない)のと同じことです。

だから、黙って食べるのはあたりまえの話で、昔から禅寺で教えられていることなのです。

音をたてないで動作する。

今回、 これが 目 玉 です。
これも練習しとくと身体感覚に意識がいくようになり
怪我や作業のミスなどが激減します。非常に効果あります。

単に
静か
ゆるゆると動作する
だけですね。
なんでも丁寧にやるって感じです。

「そんなことかい💢」となりそうでが、

  • 歩く時も、できるだけ足音を立てない。
  • 物を置く時も、音が鳴らないようにソッと置く。
  • ドア も フッ…と音を立てずに閉める
  • 座る時も、音を立てずにやんわりと腰掛ける。
  • 立つ時も、ガバッと立たずに、筋肉の動きを感じながら、ゆったりとスッと立つ。

など、要は
古き良き
 『日本人の所作』
に従って動作します。
「今」にイシキがありヘタな雑念が湧きません

なにより、
見ている周りの人達も和みます
優雅にみえますよね。

右脳は『女性脳』とも言われていますので
所作がハマると
美しく、神々しく見えます
モテます。

家事などもこの調子でやってみて下さい。
ガチャガチャ、イライラしながら、茶碗洗いやら整理やらしてると、家庭内がドンドン荒れます
お茶碗一個一個、ソッと丁寧に扱ってみて下さい。平穏な空気が漂います

左脳優位「マルチタスク」してるようでできてない

左脳優位で仕事していると、ただただ忙しそうにしてるだけで、実はたいした仕事量はこなしてなかったりします。周囲からみても、慌ただしく動いてるように見えるので非常に不愉快な周波数になります。
本人だけが「こんなに働いてますよ感」「苦労をわかってもらいたい感」の周波数を振り撒いてるだけです。

右脳優位で「今ここ」だと、本当のマルチタスクができます
視野が格段に広がるので全体を見通して動けます。
直感が冴えるので無駄がなく、トラブルや事故も自然と避けます。

『右脳人』に人は集まる

右脳優位で「今ここ」だと周波数にトゲがないので和みます。
無邪気な子供みたいな感じです。
その人の良さ得意分野が滲み出ているので、どうにも憎めない。

この人といると、

  • なんか和むなぁ、
  • 安心するなぁ、

など、その人の周波数に包まれることで起きます

そういう人に
人は集まります。

皆がそうなったら
とても平穏で面白い世界になりますよね。

マジでそんな世界を作るのが私のゴール設定です。

▶︎左脳を鎮め、右脳優位になったところで、
これで『氣』の操作が可能になります。
次回に続きます(´ω`)