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親 vs 子 健康常識の温度差
私もそうですが、昭和初期世代の親御さんをお持ちの、アラフォーアラフィフ世代に捧げます。
親たちも高齢となり、病気や不調も増えてきますね。
検査で引っかかったり、急に救急車案件になったりと心配も日に日に増えます。
- 家から一歩も 出ない
- 菓子パンばかり食べてる
- 山ほど薬を飲んでいる
- TVの怪しいサプリに手をだす
こんなのをみていると、
どうしても生活習慣を見直してほしくて、
いろいろ口出ししたくなります。
栄養のアドバイス や
生活習慣のアドバイス など
体を自分で大事にしてほしくて言うのですが、
さっぱり聴いてくれない。
というケースが多々あります。
言う方も言われる方も
精神力が削られます。
「お母さんのために言ってるのに、なんで言うこと聞かないんだ!」
「うるさいねー、
後先短いんだから好きにさせてよね!」
「きーっ💢」
みたいな、力ずくで言うこと聞かせたり、半ば諦めて言うのを我慢したり、やったとしても続かなかったり…どうにも後味が悪いことになりがちです。
最近、こういったケースを耳にすることが続いたので考えてみます。
親たちの「健康観念」
昭和初期世代がやりがちな問題行動として
- 糖質とりすぎ タンパク質やビタミンミネラルの不足
- お医者様は絶対 薬を信じてる
- テレビの情報は絶対 みのもんた神世代
- 健康法「一発で良くなる」「すぐに効く」に向こう見ずに飛びつく
といったところでしょうか、、

昭和世代は良くも悪くも
医療に頼り切ってますので
自分で治す氣は
さらさらなかったりします。
病気 = 病院で治すべきもの
と刷り込まれています。平気ではずれワクチンを打って胸張ってたりします。
自ら生活習慣を変えたり、体の知識をもっと得ようという氣はなかなかおきないようです。病気というものを柔軟に考えること自体難しいでしょう。
「マグネシウム?人の名前ですか?」とか、
ましてや、「ストレスでも病気になるんですよ」とか言っても「そんなわけないだろ」と、
「自分とは全く関係ありません」と鼻であしらわれることもしばしばです。
ただ周りから「こうしたら絶対いいから!」といっても
本人が「なるほどなー」と
腑に落ちてないと、やっぱり続きません。
例えば、私が
「朝4時に起きて、瞑想2時間して、その後、5キロ走ってみて下さい!そのあと、プロテインにオリゴ糖とオイルいれて500ML飲んで下さいね!(実践済み)
絶対 体にいいですから!」
と言われても、ヒクだけで、やろうとは思わないですよね。
来院のたびに
「やりましたか⁈」
「やってないんですか💢」
「なんでやってくれないんスカ‼️」
とか言われたら、怖いですよね。
私がスパルタでマジで生活指導しはじめたら、きっと誰も来てくれなくなります。
自分で納得して
本人のモチベーションが上がらないと
空回り になります。
課題の分離
「アドラー心理学」の考え方の代表格に
『課題の分離』というものがあります。
『課題の分離』とは、人とのトラブルが起きたとき、
「それは自分の課題なのか?」
「他人の課題なのか?」
分けるという考え方です。
課題を分けて
お互いに
相手の課題に踏み込まないようにするというものです。
根幹は
ベストセラー「嫌われる勇気」にある、
わかりやすい例として
子供が勉強しないのを親が怒る…
コレは誰の課題か?
▶︎本書より抜粋。
「哲人」と「青年」の対話青年 誰の課題なのか?
哲人 子どもが勉強するのかしないのか。あるいは、友達と遊びに行くのか行かないのか。本来これは「子どもの課題」であって、親の課題ではありません。
青年 子どもがやるべきこと、ということですか?
哲人 端的にいえば、そうです。子どもの代わりに親が勉強しても意味がありませんよね?
青年 まあ、それはそうです。
哲人 勉強することは子どもの課題です。そこに対して親が「勉強しなさい」と命じるのは、他者の課題に対して、いわば土足で踏み込むような行為です。これでは衝突を避けることはできないでしょう。われわれは「これは誰の課題なのか?」という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離していく必要があるのです。
青年 分離して、どうするのです?
哲人 他者の課題には踏み込まない。それだけです。
青年 ……それだけ、ですか?
哲人 およそあらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むこと──あるいは自分の課題に土足で踏み込まれること──によって引き起こされます。課題の分離ができるだけで、対人関係は激変するでしょう。
勉強しないことで
先生に怒られたり、進学できなかったり…
これらは子供の課題です。
そこに親が口出すのはルール違反です。
「えーっ(´Д`)」」って感じですよね。
だけど
なぜ、口出しするのか?
って言うと「親だから心配して当然ですよ!」となりますが、
もう一枚下の感情をみると
我が子が学校でバカにされたら可哀想…
学校入れなかったら可哀想…
などなど、
これらは「子供を心配している」
のではなく
▶︎それを見て、私が 悲しくなる
つまり 私の課題
悲しくなるのは、
子供を見守れない私(親)の課題なのです。
進学できなくても、
子供が困ってないなら問題じゃないのです。
勝手に悲しくなってる親の課題なのです。
なんで信じてあげれないんですか?って話になります。
他に、子供が勉強しないことで、
- 「世間や義母から親の躾が悪いと思われる」
- 「ママ友の間で恥ずかしい」
- 「そんなんでニートになられても経済的に困る」
これは、親の課題です。
自分が困りたくないから
子供に口出しして、
良い親になろうとしている
からですね。
親との課題の分離
これを、親の健康問題に当てはめると
不摂生で病気になる→本人の課題
病気自体は当人の課題です。
当人がそれを問題にしてなければ問題ではないのです。
そこに口出しはルール違反ということになります。
子側がムキになって強いてしまうのは…?
なんだかんだいっても、やはり長い間一緒にいた人間ですから
病気になられて悲しみたくない。
そして、介護に手間がかかる。
やはりどこまでいっても自分のためなのです。
ただ、介護や入院生活に発展するなどは、子側にも実被害を被ることなので
ここは親側&子側の共通の課題となりますので、
「心配だから!」とか建前上の理由ではなく、
いいフリせずに
実際の困りごと
「介護になったら面倒見るの大変だから」
「自分で何でもやってくれないと私も大変だから」
「何かあったら私が悲しいから。」
この辺を正直に話して、
「お願い」という形で伝えるとわかってくれる親もいます。
あと、人に「口出しする人」の特徴として、 自分の課題を というのも非常ーーーに多いです。 本当は自分もダメなところがあるのに 自分の嫌な現実から目を逸らすため「人の問題に口を出す」
見ないようにするため
「同情している」という場合は大概コレです。
それを見たくない時、
相手に問題があることにします。
相手を可哀想な人に仕立て上げて
自分は救済者になろうとしたりします。
そうして相対的に自己価値をあげようとします。無意識にやってることが多いです。ご注意下さい。
食べ物のアドバイスは必要
親たち世代、ご高齢の方達、が、
自分で一番コントロールしてほしい部分として
やはり栄養の問題がネックになってきます。
「食事問題」は、体調に直結します。
口出しはルール違反ですが、
「こうしたら
いいみたいだよ」
のアドバイスは大切です。
※それを実践するか否かは本人に任せましょう( °ω° )
アドバイスするにも
こちらの知識があやふやだと
否定に対して
腑に落とせるだけの反論もできませんよね。
というわけで、次回から、
詳しい
「栄養素」の摂り方のお話を
嫌というほど、立て続けにしていきますね。
ぜひ、お付き合い下さい。

体を「回復させる」「細胞をつくる」ための食事が非常に重要になります。
古い栄養学によった病院食や栄養比率では、回復が非常に遅れます。
それでも立て直せるだけの体力が残っていればいいのですが、
強い薬を使った後の体では間に合わないこともあります。
最近も残念なケースがあり、とてももどかしい思いでいます。
積極的な「回復食」が必須になります。
で、
こういった親御さんたちの課題の一つ
「栄養の課題」の補助・解決策として
「遠隔調整」のスピンオフ、
新メニューをこの度アップします。
「健康は自分で守る」を根幹にしていますが、そうも言っていられないケースもあることを痛感しましたので『補助する』形で提供したいと思います。
遠隔調整 新メニュー『栄養インポート』
健康の3つの柱、
「自律神経」「栄養」「循環」。
一番、自己管理が大切で、かつ知識が必要な
「栄養の課題」の万人向けの補助・解決策として
「遠隔調整」のスピンオフ、新メニューをこの度アップします。
遠隔調整
『栄養インポート』
1ヶ月間 5900円
◎ 食事の不摂生による、栄養バランスを補助します。
◎ 食べ過ぎによる、栄養過剰のバランスを補助します。
- 1ヶ月間、毎日随時、必要栄養素が遠隔で入ります。
- 過剰な栄養素はキレーション(解毒)されます。
「本人の適切なバランス」の意図で入ります。
これを参考に食事を理想に近づけて下さい。
ストレスなどで瞬間的に激減するケースにも、その場で適正量まで補充されます。
(※ストレス反応すると各種栄養素、特にビタミンC、鉄分などが大量に消費されてしまいます。)
特に
- 食事に無頓着な親御さんへ。
- 入院中の親御さんへ。
- 大きな病気からの回復に。
- 好き嫌いの多いお子さんへ。
- ダイエット中の方へ。
に是非ご利用いただきたいと思います。
※ 一般の方も もちろんご利用いただけますが、最終的には卒業してもらうのが目標となります。
「過不足報告」を参考に理想の食事に近づけて下さい。
上記の方々のように、食事のコントロールが難しい方は継続をオススメします。
▶︎お申し込みはコチラから









そして、キラーワード
「どうせ、
いつ死んだっていいんだから!」
そんなこと言わないでほしいですよね(´Д`)」
悲しくて困るのは
周りの人間です。