※コチラのブログの学説・メカニズムは、まだエビデンスが完璧に証明されていないもの、私見も含んでいます。あくまで参考までにして下さい。参考:::ミッションミッケ・高衣紗彩先生
目 次 【 押すと ジャンプ します 】
人の物事の進め方は2タイプ
人の【物事の進め方】には、二つのタイプがあります。
と
【 オプション型 】
聞き慣れない、言葉ですよね?
簡単に言うと【仕事のしかた】の好みを分けたものです。
難しそうですが、これを知ると
仕事場や家族間のコミュニケーションが
格段に楽 になります。
私も常に意識しています。
『あ〜なるほど。この人は、こっちのタイプなのね』と解るようになると、コチラの思うように動いてくれるようになったりします。
プロセス型?オプション型?
あなたはどちらタイプでしょうか❓
以下、お読みになって自己判別してみて下さい。
例えば、家族から【お部屋のお掃除】の
おねがいのされ方 で…
① 『部屋お掃除してくれる?』
と、目的、結論をいわれて、パッと動く人。
(細かい指示はされたくない)
ー ー ー ー ー ー
②『部屋の、〇〇を棚にしまって、掃除機かけておいてくれる?』
と、プロセス(経過や方法)を提示されると、パッと動く人。
(好きにやっていいよ、と言われるほうが困る)
必ずどちらかのタイプに別れます。
①が『オプション型』といわれる人々で
-
- ・ゴールがわかると、達成する方法を、自分で選択、決定して行うことができるタイプ。
- ・『好きにやっていいよ』と、やり方を任せると、やる気が出ます。
- ・行動マニュアルを作り出す側。
- ・机の引き出しがいっぱいだな、となると、新たな棚を作り出す。
②が『プロセス型』といわれる人々で、
-
- ・ゴールまでのステップを提示することで、一つ一つのステップをキッチリ仕上げていくタイプ。
- ・『〇〇をやって、次に〇〇やってね』と、段取りを示すと、やる気が出ます。
- ・行動マニュアルに的確沿って仕事をこなす側。
- ・机の引き出しがいっぱいだな、となると、中のものを整理して、キチンと収める。
世の中には、これが50:50でいると言われています。(日本人はプロセス型が多いようです)
これはその人その人の【特性】で、ほとんど変える事はできません。
まず、自分がどちらのタイプかを知っておき、
もう一方のタイプも存在していることを知りましょう。
タイプを知らないから摩擦がおきる
一般的に、この2つのタイプが存在することを知らないので、
お互いのタイプがお互いタイプを、
『そんな人いるの❓』って思ってます(笑)
オプション型の人からしたら、
プロセス型の人からしたら
人は、自分と相手は同じという前提で話す(大いなる勘違い)ので、軋轢が生じます。
自分のタイプが最善と思ってるので、それこそ50:50、半分のの人は思うように動いてくれないということになります。
親子でもタイプが違う
例えば、ご家庭で…
ママが【オプション型】だと、
子供に、『お部屋お片付けしてね』と、目的だけ指示します。
「みなまで言わなくても当然 わかるだろ」と思ってます。
オプション型のAちゃんは、「わかった♪」とワクワク楽しみながら、自分のやり方でお片付けします。
逆に
プロセス型のBちゃんは、全く手が動かなくなります。
ママがオプション型だと、「Bちゃんは一人で何もできないのね⤵︎」と自分と違うタイプを否定してしまいます。
しかしこれは、行動力の問題ではなく
『性質』なのです。
プロセス型の人(Bちゃん)からしたら、提示されたものをやる性質だから、
『やり方を提示されないと、手をつけていいか判断できない。』
と考えるのです。
なので、この場合、
迅速に、丁寧に、そして、100%で仕上げてきます。
逆に
ママがプロセス型だと
『お部屋のお片付け、コレを棚にしまって、ココをお掃除して、コレをキレイにしてね。』という段取りや方法の指示を出します。
オプション型のAちゃんは、
自由に自分のやり方ができないとなると、一気に萎えます。「やり方なんか、どうでもいいじゃん…」とヤル気がなくなるのです。
逆に
プロセス型のBちゃんは
テキパキと、イキイキと、みるみる、こなしていきます。気質にあっているからですね。
なので、自分や関わる人がどっちのタイプか見極めることで、余計なストレスが減り、円滑に回ります。
今まで
「なんで、そんなこともできないの💢」と思ってたけど、タイプが違うだけなんだなとわかると、一気にストレスは減ります。
タイプによって、指示の仕方を変えるだけで、言うことを聞かないと思ってた人々…
子供やダンナ、上司や部下がスラスラ動くようになったりします。
他者のタイプの簡単な見極め方
自分のタイプは、なんとなくわかると思います。
他者のタイプの判別方法として
例えば子供だと、
『今日、学校で面白いことあった❓』
と聞くと、
プロセス型
と、経過、起こった事など順番に話してくれます。
オプション型
自分のタイプの押し付けに注意しよう
前述どおり、私たちは、
自分のタイプを
『みんなもそうなんだ』
と思い込んでます。
何か仕事を頼む時も、自分がやる気のでる指示の仕方をしてしまいます。
自分がオプション型で
『この作業、やりたいようにやっていいぞ!』
と、良かれと思って言っても、
相手がプロセス型だったとしたら、
やる気どころか、萎えてフリーズしてしまいます。
そして、『こいつ全然やらない!』とストレスに、なったりします。
または、このパターンで
仕事で、上司がオプション型で自分がプロセス型だと、「全然、指示が的確じゃない」とストレスになります。全く噛み合わないのです。
いろんな人が集う社会では、実は、こういったすれ違いだらけで、なんとか受け入れようにも、
なかなか相手の行動が理解できないものです。
意志だけではどうにもならない部分もあります。
でも、
知識として、こんなタイプの人もいるんだ、と分かるとすんなり受け入れられたりします。
ぜひ、ご家族、お子さんやダンナさん、奥さん、上司や部下のタイプを見極めて、コミニュケーションをま〜るくしていきましょう。