目 次 【 押すと ジャンプ します 】
肝臓はデカい
肝臓は多機能な臓器。役割がたくさんあります。こまかく言うと約500種類の仕事をマルチタスクで行っています。
解毒や代謝に関しては、
人工的にやろうとすると何年もかかるような難しい化学反応も、
肝臓では1分もかからないうちに行うことができます。人智を超えた働きをします。
主に…
- エネルギーの貯蔵・出し入れ
- 解毒
- 胆汁(食べ物を消化する液)の生産
が、メインの作業となります。
機能が落ちると、あらゆる病気の第一歩となります。
ここでは、肝臓由来の疾患は置いといて、
シビレやコリにも大きな影響があるということをお伝えします。
肝臓が不調の原因は
◉圧倒的に栄養の摂りすぎです(´Д`)」
食べ過ぎ→エネルギーの余剰を溜め込んでしまい、パンパンに膨れます。(脂肪肝)
画像みてもらうとわかりますが…胴体を埋め尽くしてしまいます(´Д`)」通常でも、1〜1.5キロほどの重さです。肥大した場合2〜3キロになる方もいるとか…
それと
◉毒素の蓄積→肝臓は化学反応を使ってあらゆる毒素を解毒してくれています。タバコやアルコールはもちろん、食品添加物、便秘のアンモニアなどなど…解毒が追いつかなくなると、これも毒素の渋滞となりパンパンになります。
パンパンになることで、コリやシビレが出ることになります。
肝臓が不調だと以下の症状が出やすいです。
背中の張り
首の障害 ➡︎ コリ、ヘルニアなど
手腕の神経障害 ➡︎ シビレ、脱力(ペットボトルのフタを開けられないなど)
手腕の血行不良 ➡︎ 五十肩、腱鞘炎、テニス肘、冷え、指の変形
肝臓の不調で、
なんで、首や腕の症状が関係あるの⁉️
って感じですよね(´Д`)」
順に説明させていただきます。
まず、神経というものに関して
神経は、にゅーと脳や脊髄から伸びている電線で、カラダの各部に繋がり、
脳からの
「動け!の命令」を伝えたり(運動神経)
各部の「感覚」を脳に送ったり(感覚神経)します。
この電線がどこかで、潰されたり、引っ張られたりすることで、電気の流れが悪くなり、「動け!の命令」や「各部の感覚」が伝わらなくなったり、間違って伝わったりしてしまいます。
なんとも言えない違和感を出すことになります。
肝臓が引っ張るのは【手への神経】
で、なんで肝臓と腕の異常が関係あるのか?
肝臓は膜で包まれて横隔膜にくっついています。横隔膜にぶら下がっている状態なのです。
この【肝臓を包んでる膜の神経】は
首からでています。『横隔神経』といいます。
肝臓がパンパンになったり、重くなると、横隔膜ごと、下がります。
すると、【横隔神経】が下に引っ張られ、
神経沿いに緊張が入ります。
これにより首が緊張し、
首が動かしにくい、首のコリなどが、現れます。
この場合、肝臓の重さを解放しないと、
首をマッサージしようがストレッチしようが、首のコリはとれません。コリのマッサージは、まさに一時しのぎです。
そして、手への神経は首から出ています。
首がコることで、首から出ている腕へ行く神経も、緊張することになります。
神経の引っ張りは…
感覚の異常…シビレ感、触った感じがヘンなど
運動の異常…チカラが入らないなど
筋肉が
常にリキんだような状態になる、または
脱力してダランダランになり、とてもダルくなります。
どちらの状態も、血行がメチャ悪くなります。
組織に行く血液が減るということは、とても恐ろしいことです。
例えば、五十肩や腱鞘炎、テニス肘、指のひび割れなど、は 血液が来ないことで、治りは非常に悪くなります。
五十肩でも、1〜2週間で治る人もいれば、何年も痛い痛い言ってる人…この違いは内臓状態が影響しています。
そんな血流不足の状態で、肩の手術しようが、腱鞘炎の手術しようが、繰り返すのは当たり前です。食糧補給のない籠城をしてるようなものです。
こういうことは、整形では教えてくれません(‘w’)
いつもの肝臓のケア
ウチでいつも言ってることですが、復習ですね(´ω`)
◉ 適切な量の食事
◉ 毒素摂取の少ない生活【食品添加物、タバコ、お酒、お薬、重金属・化学物質の吸い込みなど】
◉ 水分・ビタミン、ミネラルの十分な摂取【特に水分。そしてビタミンC※昨今の食事で充分な摂取はほぼ不可能です。サプリメントをオススメします。】
◉ 便秘の改善、腸を良好に。【溜まった便から出るアンモニア類は肝臓の解毒という仕事を増やすことになり大きな負担をかけます。】
◉ 肝臓ポンプ「揉んで、つまりを解消】
といったところですね。
この辺を徹底的に改善すると、「なんか、わけのわからない肩こり」がなくなっているのに氣がつくでしょう♫