【 糖 質 】の厄介なところ❶ 肥 満(´Д`)」

※コチラのブログの学説・メカニズムは、まだエビデンスが完璧に証明されていないもの、私見も含んでいます。あくまで参考までにして下さい。簡潔に説明するため厳密ではない表現・ニュアンスも含んでいますので、ご了承下さい。自己責任で行って下さい。

【 糖 質 】は厄介

健康を手に入れるための、【 糖 質 】を減らすべき理由を3項目に分けて述べていきます。
理屈として知っていると、無意識下で自然と減らしたくなります。
【 糖 質 】のイヤな部分を上げていきますね(笑)

【 糖 質 】摂りすぎるると
 肥満

❷ 身体中の部品が壊される。(糖化 酸化)

❸ ホルモンの無駄遣いで、朝起きれない、やる気喪失、ストレス過敏

この記事では ❶肥満 についてです。

【 糖 質 】は老化を爆速し、美しさを奪う

「 肥 満 」は不健康の象徴でもあり、誰もが適正体重にしたいと思うはずです。
必ずしも「痩せてる方が美しい」とは、私は思いませんが、
『健康的な美』とはやはりバランスの良い体型が生み出すものです。

骨格は みんな ほぼ一緒
それに肉付けされた脂肪細胞が問題になります。

ここで新常識…というか

最も 太る 食べ物(栄養素)は?

 

となる、みなさん 脂 物あぶらもの を思い浮かべると思います。

あぶら を食べたら あぶら がつく…」

これはなんかイメージ的にわかりやすいですよね。
近年まで世界の医療もずっとその指針でやってきました。(日本は今だにやってます)

しかし、実は

あぶら 」を摂っても太らない。

これが事実のようです。
私も試してますが脂肪蓄積はないです。

「脂肪が肥満の原因ではなかった」

「脂肪 悪玉説は間違いだった」

近年、急速に明らかとなった事実です。

「油もの、マヨネーズ、唐揚げ、は太るから食べない方がいい

「油ものは、動脈硬化やコレステロール値を悪化させる

などなどは、

全て間違いだった

と なっています。

太ったり、動脈硬化などの慢性病
全て【 糖 質 】が要因
ということがわかっています。

「 脂肪 を食べると、脂肪(太る)になる」

「あぶらをたくさん食べると、体のあぶら も 増えるんじゃないか?」

脂肪(食べた油)
🟰
脂肪(体につく油)

こう並べると、単純に、そんな氣もしますが…
「鶏肉を食べたら、羽が生えてくる」みたいな…

漫画じゃないんですから(´ω`)

食べた油が、そのまま脂肪細胞になることはありません

脂質は身体の材料・燃料になる

摂取する脂肪・油は、とても効率の良いエネルギー源
そして、

  • 細胞を包んでいる細胞膜の原料。
  • 『脳』の大部分は脂質からできています。
  • 神経も脂質で構成されています。
    ※脂質が少ないと、伝達異常(痛みに敏感になったり、チカラが入りにくいなど)が出やすいです。
  • タンパク質と共に、あらゆるホルモンの材料でもあります。
    脂質を減らしてしまうと、あらゆるホルモンの「量」「質」に問題がでます

※ 自前の「ステロイドホルモン(※)」が減り、
 『常にどこか痛い』『いつも体が痒い』という状態になります。
  (※)炎症や痛みを抑えてくれるホルモン
「セロトニン」などの、心を安定させるホルモン質が落ちます
不安が抜けないです。ご高齢の方に多いパターンです。
※ 各種「女性ホルモン」質が悪くなるため、生理不順が慢性化してしまいます。

という風に、

摂取した【 脂 質 】は、いろんな『材料』として使われます

コレステロールは無実です

コレステロールも【 脂 質 】ですが、コレステロール自体はとても大切な役割があります。
動脈硬化やプラークなんかを見つけられると、
コレステロールを薬品でコントロールされますが、
問題はコレステロールではなく
糖 質 】によってできる血管のキズです。
流れてくるコレステロールが
そのキズに引っかかってるだけ
です。

キズを作らない・キズを修復する、のが根本の治療法であり、
薬でコレステロールを減らすなどは、別問題 です。
治すべきはそこじゃないですよね。

善意で、近所のゴミ拾いをしてくれてる ただのオジさんを、不審者として通報しているようなものです。

日本ではLDLコレステロールは、
140で異常値
アメリカは190 です。
閉経後の女性は上がるのが自然です。
総コレステロール値が低値の方に
うつ、心配性、ガンが多いのです。

糖質はつぶしがきかない

一方、【 糖 質 】は、エネルギーとしてのガソリンがわりになりますが、
「何かの材料」という訳ではないのです。
なきゃないで【 脂 質 】でまかなえるのです。

材料でもないので、用途はエネルギーのみとして使われます。

運動量に見合わない余った【 糖 質 】は、どうなるかというと、
ご存知、『体脂肪』となり溜め込みます。

世界がひっくり返った実験

2008年 論文より

2008年 検証実験

【 脂 質 】を制限、カロリーを制限 のグループ

【 脂 物 】を食べない。総カロリーも上限を決めて、それ以上食べない。

【 糖 質 】を制限、
 【 脂 質 】カロリー無制限 のグループ

【 糖 質 】を食べない。それ以外はいくら食べてもいい

体重減少に効果があったのは、
なんとのグループでした。

つまり、【 糖 質 】を制限しただけで、

その他の食べ物は
無制限に お腹いっぱい 食べても、
体重減少した

この研究結果で、業界はひっくり返りました。
「何でだ⁈」と当時は説明がつかなかったのですが、5〜6年後にでた結論として

【 脂 質 】を摂らないと、カロリー消費が1日300キロカロリーも低下していた(ウォーキング1時間30分のカロリー)

【 脂 質 】を摂ると満腹感を作るホルモンが長く分泌されていた。(お腹が空きにくい)

その他、試験結果として

【 脂 質 】を制限しても、動脈硬化予防効果はなかった。逆に心臓病の死亡率は上がった

・糖尿病患者は、さらに血糖値が上がってしまった

脂を控えるのは、ダイエットに不向きなばかりではなく、危険性もある食事方法だったのです。

糖質をひかえて

あぶら とタンパク質を

お腹いっぱい食べる。

これです。

脂物を食べると「胃」がもたれるんですよねー」というのもよく聞きます。

実は脂質を食べても胃に影響はほとんどありません
【 脂 質 】は「胃」を素通りするからです。

脂物を食べて、もたれているのは
実は十二指腸付近です。

脂物を消化するための胆汁・膵液などの消化液がしっかり分泌されていないのが原因です。
(ストレスや産生不足による胆汁のトラブル)

お医者さんに言うと胃酸を抑える薬などを出されて、余計おかしくなるパターンがとても多いです(´Д`)」
※ストレスで消化器官全体がストップしてる場合もあります。

TIME誌より。『バターを食べろ!』

もう一つ肥満ネタです。

一時、敬遠されていた、バターやお肉の脂身などは、最高の食材となりました。

過去アメリカでは国を挙げて肥満を減らそうと、
国民に対して【 脂 質 】を制限するキャンペーンしていた時期があります。
※「太るのは脂のせいだ」と皆が思っていた頃

アメリカ人の肥満って日本人とはレベルが違いますよね。
体質もありますが、アメリカでも医療費はとんでもない事になっていました。

今はマシになっていますが、アメリカの食品メーカーはマーケティングが巧みで、(つまり買いたくさせるのが上手い子供時代からジャンクフードの虜にされているようです。

みんなで【 脂 質 】を制限した、その結果、どうなったかと言うと…

肥満が、よけいに増えてしまった
のでした。

その後の研究で、前述どおり【 糖 質 】がヤバい!となり。【 脂 質 】は最重要となりました。

TIME誌の表紙にもなりました。

アメリカ人は、「この考えは間違いだった」とスパッと認めて仕切り直しをします。
とても気持ちが良いですね。好感持てます。

それに引き換え、日本は…なんというか、
間違いを中々認めない体質。
そのため重要な情報も浸透がとても遅いのです。

ただの糖質制限では、エネルギー不足になる

巷の、単純に【 糖 質 】のみ減らす糖質制限では、まず続きません。

減らした分、エネルギー不足になるからです。

置き換えるエネルギー源を取り入れる必要があります。

それが【 脂 質 】、タンパク質になります。
【 糖 質 】減らした分、【 脂 質 】、タンパク質を増やします。
総カロリーは一定にする必要があります。

なので、
おかず、野菜をお腹いっぱい
食べてください。

唐揚げにマヨネーズもオッケーなのです。

すると主に【 脂 質 】からエネルギーを作るようになります。

ここでもう一つ注意点として、

【 脂 質 】エネルギーに変えるとき・・・・・・・・・ に、
ビタミンミネラルが充足している必要があります。

糖質制限が「失敗する人」の理由に

【 糖 質 】のみ減らして、総カロリーが減ってしまった
→ダルくて続かない

・ビタミンミネラル不足で、【 脂 質 】はあるのに、エネルギーに変換できなかった
→ダルくて続かない

このへんが主な理由ですね。
というかこれだけです。

ダイエットが失敗する理由とも言えるかもしれません。
ここをクリアできれば、身体反応的には
確実に痩せれるはずです。

なのに
教科書どおりやっても上手くいかない場合

必ず
ストレスによる自律神経の乱れ
(内臓が停止する)が絡んでいます。

どんなに、真面目にしっかり栄養を整えたとしても
ストレス(自律神経の乱れ)は
全てを破錠させてしまいます。

ストレス反応は筋反射テストでチェックできますので、
お心当たりのある方はご相談下さい(´ω`)