トラウマ=過去のココロの傷
事故や大ケガ
地震などの天災
怖かった出来事
上司に罵倒されたこと…
その他、ほんの些細な一言や出来事も本人の受け取り方次第でココロの傷となります。
この「トラウマ」というもの…有名なアドラー心理学では、【そんなものはない。「自分がうまくいかないのは、過去にこんなことがあったからだ」と言い訳にするために過去の出来事を持ち出しているだけ】ともおっしゃっています。
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とはいうものの、ココロの傷を受けた時のカラダの反応は しっかりと残っています。
そして、その体験を思い出したり、その体験に近い状況や言葉、キーワードなどを受けると、ドンッと 身体反応 としてでてきます。(カラダが固くなったり、痛みがでたり…etc)
まるで、スマホのアプリが起動するように、普段小さく隠れているボタンが、触れることで画面いっぱいに最大化されるように表出します。
数年前の地震があった時期には、結構な数の患者さんが「地震」とか「揺れる」というキーワードに反応して、身体を硬直させていました。
あるクライアントさんは、小さいころにいじめられていた、というトラウマを持っていて、その自分をいじめていた相手が「赤ぶちの眼鏡」をかけていたそうです。
この方は、「赤ぶちの眼鏡」を見ただけで、身体にストレス反応(この方は強い頭痛)がでていました。
こんな感じで、あるきっかけで(言葉・キーワード、似たような体験、ツボ押しなど)
条件反射的に身体が勝手に反応して、あらゆる症状をだします。
(※ ここではこれをトラウマ反応とします。そのスジのトラウマの定義とは少し違うと思いますがご了承下さい。)
意志では止められない! カラダが勝手に反応してしまう
カウンセリングや自己啓発で、元気になろうとしても、このカラダに染みついた【条件反射=カラダの反応】パターンがあると上手くいきにくいでしょう。
前向きになろうと、いくら頭で思っていても、その度に、カラダが固くなったり、痛みがでてたら 前向きになんかなれませんよね? 「それどころじゃない」という感じでしょう。
この反応パターンを解除することで、やっと客観的に出来事をみることができるのです。