※コチラのブログの学説・メカニズムは、まだエビデンスが完璧に証明されていないもの、私見も含んでいます。あくまで参考までにして下さい。簡潔に説明するため厳密ではない表現・ニュアンスも含んでいますので、ご了承下さい。自己責任で行って下さい。
目 次 【 押すと ジャンプ します 】
ゲーム依存症…かな?
よく相談を受けるご家庭あるあるだと思いますが、
子供が対戦系のゲームやってるの見てると
結構激しく怒ったり、イライラしたり、
勝ったら、やたらテンション上がったり。気分の上昇下降をくりかえしてます。めっちゃ口も悪くなりがち。
どちらかといと、イライラしてる時間が長い…
そんな
気分悪くなるなら、
やらなきゃいいのにっておもいませんか?
でも、やめられない(´Д`)」
コレは
依存症の典型パターンなのです。
ギャンブル…負け越すのがわかってるのにやめられない。
スマホの関連動画…時間の浪費とわかってるのにやめられない。
これらには、ある脳内物質が関係しています。
ドーパミンの暴走
ドーパミン … 三大「幸せ脳内物質」の一つ。
セロトニン・オキトシン・ドーパミン これらが脳内で分泌されると、人は無条件に幸せを感じる。
ドーパミンは高揚感を感じます。
「よっしゃー!」っと思わずガッツポーズをとるような時、分泌されてます。
楽しさ、達成感、何かを得た、人に褒められるなど
「結果」「成果」がでた時に
ドーパミン的幸福を感じます。
何かが手に入ると分泌され、幸福感を感じるので、
「もっと頑張ろう!」「もっと良い結果を出そう!」という
やる気・モチベーションアップに役立ちます。
ただ、もっともっとの物質なので、
ほっとくと無限に欲しくなります。
お酒や甘いもの、買い物などでも、お手軽に分泌されていて、
これらの依存などは、簡単に手に入る幸せなので、
どんどんエスカレートします。量が無限に増えます。
イライラしてるのにやめられない理由
そして
もっとも激しく分泌されるのが、
失敗 続きから、
たまに 成功 した時です。
TVゲーム で言うと
負けた…
また負けた💢
またまた負けた💢💢
!
勝った〜!⤴︎
で、激しく分泌され、
物凄い快感を味わうことになります。
脳は、これがやめられないのです。
全体的にみたら、9割イライラしてます。
でもこの一回の高揚感を味わうために、
イライラしながらゲームやっているのです。
なんか大変ですよね(´Д`)」
ギャンブル依存 もそうですね。
出ない…
まだ出ない💢
全然、出ない💢💢
!
出た〜!⤴︎
がやめられないから、負け込んでも「今度は大丈夫!」とかいってやめられないのです。
スマホの関連動画 も、
アルゴリズムでなんとなく興味あるものが、次々とでてきますが、ハズレも多いはずです。
でも、なんかスクロールを続けて
コレ、つまんない
これ、なんか違う💢
これ、時間の無駄だったなぁ💢💢
!
これ、面白かった〜!⤴︎
この、たまに出てくる当たり動画を求めて、
これも半ばイライラモヤモヤしながら、見続けてしまうのですね。
セロトニンがなだめてくれる
対策としてセロトニンがドーパミンの暴走を制御してくれます。
心と体のバランスを整えてくれる物質です。
脳内、腸、血小板に存在し、特に脳内のセロトニンが
- クヨクヨしなくなる、
- 意識がクリアになる、
- 嬉しさ楽しさを感じる、
- 余計な痛みを抑える、気にならなくなる、
- 体を活動的にする、
など、いい事だらけの作用があるため、幸せホルモンと呼ばれています。
セロトニンが安定していると、
「激しすぎる興奮への依存」
「自己破壊的な依存」をしなくなります。
セロトニンを出すには…
-
- 朝散歩
- リズム運動
- 瞑想
などなど、詳しくはこちらを▼
NG行動としては
-
- ストレス
- 寝る前、夜のスマホ・ゲーム
特にお子さんにおいては、
水分と栄養がかなりの比率で関係してきます。
成長期のお子さんで特に注意が必要なのが
- 水分不足
- タンパク質不足
- 鉄分不足
- 糖質の摂りすぎ
これら栄養素の過不足は、
イライラ感を増し、セロトニンを減らします。
ウチに来てくれてるお子さんたちでみても…
特に小学高学年〜の9割のお子さんが全然不足しています。
必要量の20%〜とかしか入ってません。大人と同じ食事では間に合わないところも出てきますので注意が必要です。
女の子は、ほぼみんな鉄分不足です。鬱に発展するケースも多いです。ご注意下さい。
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