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三角山へ
先日のお天気(´ω`)春ですね〜。
しかし、この日はコロナのせいか、治療院の午前中の予約がガラ空き、という…少々マインドが落ち込む状態となりました…(´Д`)」
本来、喪に服した(?)ほうがいいかもしれませんが、正に陽気に誘われるように、せっかくなんで、ちょろっと、札幌市民の憩いのお山、三角山 に行ってきました。
運動中の身体の状態をレポートしてみます。トレーニー、ダイエッターの方の何かの参考になればと思います。
▼こちらとも内容がカブる部分もあります。合わせてご覧下さい。
山を登るとは?
山登りは、ミドルパワーの運動
山あり谷あり…登山は、
有酸素運動(持久力アップ)の良さ、
無酸素運動(筋力アップ)の良さ、どちらも鍛えられますね。
平坦ではない道を歩くというのは、
筋肉 ⇄ 神経 ⇄ 脳
のつながりを強化します。つまり、カラダが思い通りに動きやすくなる、バランス感覚が養われるなど、老化防止に良さそうです。
そして、木々の中を歩くのは気持ちがいいですよね?空気が違います。
山がカラダの毒抜きをしてくれる
今、問題となっている、【電磁波】の身体への影響。
エネルギーが空間を振動しながら伝播していく物理現象。電磁波を発するものとして、電信柱や鉄塔、変電所、エレベーター、コンセント、テレビ・冷蔵庫・電子レンジ・電気毛布・床暖房・パソコン・スマホ・Wi-Fi など身の回りにたくさんあります。波長によっていろいろで原爆の放射線や太陽の光も電磁波の一種です。 電磁波ノイズが発生することにより、人間の生体電気を乱します。人体に悪影響を及ぼす可能性があるのです。あらゆる不定愁訴(原因のよくわからない不調。頭痛、めまいから、循環器、消化器、睡眠障害まで様々)がでます。溜まりすぎると、弱い電子レンジの中にいるようなイメージです。。特に お子さん は脳が未発達なので、電磁波の影響を特に受けやすいとのデータもあります。
【電磁波】はカラダに帯電していきます。コップに水が溜まるように蓄積していき、コップが一杯になると、いろんな体調不良を起こします。
定期的に溜まった【電磁波】を抜いたほうがいいのです。抜く方法としては、電化製品のアースと一緒で人間も土の上を歩くと、身体に蓄積された電磁波を地面に逃がすことができます。アスファルトの上を歩いてもあまり抜けません。立木に触れると木を通して逃すこともできます。
そういう意味でも登山は効果的ですね。
事前準備
いつもは大きい山へ行くためのトレーニングとしてカラダを追い込むのですが、今日は、のんびり気分ですので、心拍数を抑えて、『毛細血管の隅々まで血を巡らす』テーマで登ります。軽く息が弾む程度の呼吸数で緩く登ります。
因みに、私の身体的弱点(?)としては、
・右の半月板損傷
・大腸が思いっきり下垂している
というのがあります。いつも、この辺をカバーしながらの登山となります。
食べない
登山前はあまりお腹に入れません。消化に負担の少ない、ゼリーを一つ食べます。
一昔前はエネルギーの溜め込みとして、前日から炭水化物をガッツリと摂っていました。
ですが、消化で疲労する、そして疲労した内臓がかたくなり腰や首の神経を引っ張る、という現象が起きます。逆に動きにくいということになります。
胃には食べ物が残っていない状態が動きやすいです。
水分
やっぱり大事。先に飲んでおきます。暑い日は登りながら15分おきに2口 くらい、チビチビ飲み続けます。
内臓マッサージ
やっぱり大事。足の血液循環は最大にしたいですよね。
内臓、特に下腹部をゆるゆるにしておきます。下腹部(腸)が下がることで、鼠径部 の血管を潰すので、足の血液の出入りが激減します。[すぐに足が疲れる、膝関節の痛み、浮腫み]などが即、出ます。足の運びが最悪になります。
登る動作で最も大切な股関節。大腸のカタさは股関節の動きの悪さに直結します。下垂していると「なんか足が上がりにくい」となります。登山では致命的なので、要所要所で位置の調整を行います。これが、後々の痛みを残さないポイントとなります。
※過去に登山中、たまたま、お話する機会のあった、おじいさんに、『お腹を上げると登るの楽ですよ』とやっていただいたら、『ウソみたいに足、軽い』と言って、とても喜んでもらったことがあります。運動中は実感しやすいですね。
インナーマッスルをオンに
前にご紹介した身体のスイッチ。
触ることで、カラダがインナー優位で動くことに意識ができます。身体の軸が安定しますので、とても動きやすく、なおかつ柔軟に動くことができます。
膝プラ
膝をプラプラします。こうすることで、膝関節の中のヒアルロン酸(関節の摩擦を軽減する液体)をたっぷり分泌します。こうして膝に油をさします。
ポールの用意
登山時、スキーのストックのようなもの(ポール)を使います。
メリットとしては、転倒防止、そして、上半身も強引に使うことになるので全身運動になります。
カラダというものは、全ての筋肉が協力しあって動きます。その動きをひきだせるのです。
結果、負担を各筋肉で分散するので疲れにくくなります。
▲【ノルディックウォーキング】ってご存知ですかね?お散歩でもポールをつかいます。このメリットも転倒防止、歩く姿勢が良くなる、そして、全身運動となるため、カロリー消費が約1.5倍になるとのデータもあります。ダイエッターに嬉しい効果があります。
三角山…駐車場は超・密!
というわけで、登山口に到着…
『…なんじゃこりゃ⁈』
なんと、駐車場が満車でした(´Д`)」いくところがないせいか、山は大賑わいです。ご高齢の方が多いですね。60代70代の方もヨイヨイ登っています。こちらも元氣になりますよね(´ω`)
登山者の風景も変わりました。
ほとんどの方が、マスクをして登っていましたね…(´Д`)」
30人〜ほどスライドしましたが、
マスクなしは私も含め5人ほど
マスクしてるけどズラしてる人が半分、
そして、
ガッチリ鼻までマスクしてる人が半分。
マスクガッチリ派はやはりご高齢の方です。何の迷いもなくしています。TVの影響って凄いですよね。皆さん、真っ赤な顔してます。超・酸素不足状態と思われます。
これは(‘w’)この先、新たなジャンルの登山トラブル・事故になりそうです。
※厚生労働省さんでも▼以下のように薦めていますので、屋外運動ではマスクはしなくていいんじゃないでしょうか?倒れてしまいますよ(汗)
マスクの着用について
マスクを着用していない場合と比べ、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度の上昇など、身体に負担がかかることがあります。
したがって、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高まるので、屋外で人と十分な距離(2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。(厚生労働省ホームページより)
『マスクは感染者が飛沫を飛ばさないため』ですね。
私は該当しないし、屋外ですので、堂々とマスクなし で行きます。
でも、マスクなしの輩を、理屈抜きに怖がる人もいらっしゃるでしょうから、すれ違う時は、口を袖 で覆 うポーズで挨拶します。
他のマスクなしの方もそうしてました。お勉強になりました〜。コレが山での新たなマナーになりそうですね。
では出発。9:40
なんて気持ちがいい(´ω`)
春の緑はいい色してますよね。
私の場合は、ポールに上半身の体重を逃して、下半身は足を進める。という登り方です。足への負担が激減するので、急な坂でも、あまりペースを落とさず登ることができます。サクサクすすみます。
ほどなく、ストレス反応…
と、登りはじめて、すぐ…
…アレ⁈後頭部とお腹がモヤモヤし始めます。
筋反射で、チェックすると、
なんとストレス反応がでていました(´Д`)」
さらに、リバースチェック。内容は、、
『コロナでクライアントさん来ないのに、こんなことしてる場合か?』
『奥さん、今も働いてるのに、自分は呑気に登ってていいのか?』
『この先、治療院、大丈夫か?』
みたいな、【不安】【責任の重圧】というストレスがでてきました。経絡の『肝経』(〜しなければ!みたいな感情)『膀胱経』(不安系の感情)が乱れまくりです。(経絡沿いに不調が出やすいです。)
ですよね(汗)普通の感覚なら。
調整してしまうこともできましたが…
ですが、
これが有酸素運動のいいところ。
ストレス状態時というのは、必ず、脳の血流に偏りが出ています。(後頭部に血液が集中する)
ですが、有酸素運動中は、呼吸数がイヤでも増えるので脳内でも血液がまんべんなくグルグル回っています。
有酸素運動中はムラがなく血液が回るので、感情的な偏りも改善しやすいのです。歩いてるだけで、前頭葉が活性しストレスが腑に落ちていきます。
うつ病患者さんの治療に有酸素運動が非常に効果的というデータは山ほどあります。
そんな時はESRをして前頭葉に血液を巡らせて、ビデオのリピートを終わらせます。
こういう有酸素運動状態の時に、
あえて、ネガティヴなストレスを
目を背けずに、どんどん考えます。
※あえて向き合うことが大事になります。
ただ気晴らしに旅行に行っても、お酒でドンチャン騒ぎをしても、まさに気晴らしで、少しの間、忘れるだけで何の解決にもならないのです。
脳血流がMAXだと、ネガティヴが沸いても片っ端から『まあ、なんとかなるか』になっていきます。あるいは軽減します。
ストレスのもぐら叩き状態です。
どんどん解放します。
『まあ、なんとかなるか』になったら、そのストレスに対する反応は一旦ゼロになります。
が、再発の恐れがありますので『まあ、なんとかなるか』になったら、次に
『だから私は〇〇しよう』
と行動するとこまで考えて終わります。
すると、目標ができてますから、些末なネガティヴなどどうでも良くなります。
最初は難しいですが、機械的にこの思考パターンを繰り返すとどんどん楽になります。
私の場合、『治療を通して、楽しみながら、世界に貢献する。各家庭、各々で自分たちで治療が出来るような世の中になる。』と言う、目標設定を刷り込んであるので、そこに繋げます。すると、この暇な時間を利用してやりたいことが山ほど湧いてきます。楽しみー♪となります。
▼こちらも参考にして下さい(´ω`)
五合目 再度、内臓調整
歩く振動で、また内臓下垂してきます。膝の違和感、腰の違和感として感じます。
再度、位置調整して内臓呼吸で安定させます。内臓による圧迫がとれると違和感は即座に消えます。
六合目 心拍計をチェック
急な坂…心拍数をチェックします。今日のテーマとして、『血液を隅々まで行き渡らせる』 でしたので、心拍数をおさえます。
リアルタイムで心拍数が確認できる、
『心拍計』が便利です。最近のものは腕時計タイプでも、かなり正確に計測してくれます。
ダイエッターの方々、は是非、購入をお勧めします。
というのも、脂肪が一番燃えやすい心拍数というものがあります。年齢や運動習慣も加味した計算式もありますが、おおよそ1分間に100〜110近辺が良さそうです。その心拍数を保つように動くと、効率よく脂肪燃焼がすすみます。
測ってみるとわかりますが、かなりゆっくりペースです。
みなさん、
とおっしゃいます。
しっかり酸素を取り込みながら持続的に動く。脂肪を使うというのはそういうことです。お話しながらのスピード。軽ーく少し息が弾む程度、がちょうどいいのです。ニコニコペースですね。
ダイエットにやるぞ〜!と燃えている時というのは、結構やり過ぎています。心拍数を上げ過ぎています。(キツめの運動になっている)
高い心拍数だと、ゼーゼー呼吸になり、なおかつ、負荷が高い運動となるので、脂肪燃焼というより筋トレとなります。運動後、『筋肉痛が出る』と言う方は、このパターンでやりすぎてる可能性があります。これだと、「苦しい割に脂肪は無くならない」という悪夢をみます。
頂上。この達成感 10:00
やはり、どんなことでもゴール達成はいいものです。うっとり✨
頂上は『過密状態』でしたので、水分を摂って踵 を返して下山開始。
以前、藻岩山でのこと。 中腹あたりでご高齢の登山グループの中のひとりの女性が転倒したらしく、手首を押さえてうずくまっていました。それを数人で囲んで『大丈夫か⁈』みたいな感じでザワついていました。 通りかかったので、手首を見せてもらうと【捻挫】と【打撲】でした。 しかし、囲んでるおじ様たちが「これ、折れてるぞ!」「うむ、折れてるな!」みたいに口々に言いだして(脅すなよ(´Д`)」)当の女性も表情がみるみる沈んできて『折れてるのかなぁ…』と呟くと なんと、手首が、みるみる腫 れてきました。 いや〜思い込みって凄いなぁと改めてかんじました。 筋反射でチェックするまでもなく、全く骨折の所見はなかったです。 凄いのは、 日本人は特にお医者様至上主義です。病気は病院で作られると言います。お医者さんが、 いいなりになってしまうのは、患者さん側で 【 何かのせいで病気になってるので、誰かが治すべきなんだ 】とちょっと、思ってたりしませんか? 【支配】と【依存】の関係が見事に成り立ってしまうのです。 症状の答えは…
が、私みたいな、通りがかりのにいちゃんが言う事は、信じてもらえないなぁーと思い、『私、医者ですけど、これは折れてませんよ。』(優しいウソです!ご了承下さい!)というと、なんと今度は
腫れがその場で引いてきます。ウソみたいですけどね。表情も明るくなって、普通に歩いて下りていきました。(下りたら、一応病院に行くとおっしゃっていました)さっきまで煽 っていた、周りのおじ様たちも「コレは折れてないな!」「うむ、折れてないな!」(俺たちは最初からわかってたぞ!みたいな…)と言い出す始末。無責任な…(´Д`)」
思い込みでカラダは即座に変化する、
それと、
‘お医者様’ という肩書 きの強さ。(´Д`)」
『ガンかもしれません』といえばガンになり、
『血圧高いですね』と言われれば、血圧を高くします。
ね!あなたは何も考えなくてもいいんですよ〜その方がラクでしょ〜?
病気を自分で作っているという意識がないのです。
『治してやる!』『治してくれ!』のゲームをずっとやるハメになります。
問題を出した人が持っています。
つまり、病気の答えは自分しか持っていません。(お医者様は持ってません。)
そこに気付くと病気なんて無いということがわかります。
降りる時、膝のダメージをゼロに
降り方もコツがあります。
筋肉には最も力を発揮できる関節の角度というものがあります。
膝は90度以内となります。
お買い物で、肘を曲げて荷物を持つ時、90度が一番安定し疲れにくいと思います。角度がそれ以上でもそれ以下でもツライですよね。
膝も一緒で、大体90度が安定し力を出しやすい角度となります。
屈伸時、膝の角度が90度を超えてしまうと、途端に安定を失い、無駄にチカラを入れるハメになります。
登るより階段を降りる時がツライ、という方が多いと思います。
降りる時は、体を無意識に後ろ重心になり、残った足(曲がってる側の足)の膝に体重が集中します。膝を前に出したスクワット状態です。痛いのは当たり前ですね。
対策として、横降りが限りなく膝の負担がゼロになります。
①カラダを横にして、
②後方に足を下ろす。
膝角度90度で降りますので、膝を守りながら降りることができます。
斜度 により、多様します。
感覚的に無意識のうちにやってる方もいると思います。
胴体より後方に足を下ろすのがミソです。慣れるとリズミカルに下りられます。
階段が広くないとならないのと、ちょい見た目、あまり良くありませんが、ツライ時は活用すべきです。
というわけで、あっさり下山ですね。ちょい物足りないですが(´Д`)」
そして、楽しい仕事に戻ります!